昨日、巨人軍はNPBに対し、野球賭博事件に関して奇妙な要請をした。
まず、巨人によれば、笠原将生とBは、事実と異なる内容や誇張した内容を含む情報を新聞や雑誌に売り込んでいるという。

これは驚きだ。2人は、巨人に対してあからさまに攻撃を仕掛けているのだ。

事実と異なる内容、誇張した内容とは

・昨年10月5日、初めて野球賭博を公表した時点で、笠原元投手が野球賭博をしていたことを把握していたのに事実を隠蔽した

・NPBの調査委員会が昨年11月10日に公表した調査報告の内容とは別に野球協約違反の事実があることを把握していた


と言う2点。
これらの話はいずれも事実に明らかに反しており、事実に反することを裏付ける客観的証拠も多数あります、とのこと。(日刊スポーツより)

巨人とNPBが、去年の秋に野球賭博について発表した段階で、真実を公表していなかった、あるいはすべてを公表せず、もみ消しを図ろうとしていたことを否定したのだ。
今頃になって、「あのときは一生懸命調査をして、包み隠さず発表しました」と言っているのだ。

これは説得力がない。
今年の3月になって、新たな野球賭博の事実が明るみに出たのだから。

巨人は嘘つきか、真相解明をする能力がないのか、いずれかであることがこの時点で明らかになった。いまさらそれを蒸し返しても意味がない。

巨人はNPBに、二人にそういうことをするな、と言ってくれと要請したのだ。

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この発表は、誰に対して行われたのか?

おそらくは、メディアに対してくぎを刺したのだと思う。笠原やBが売り込みに来ても、それに乗るな、「週刊文春」の後追いをするな、と言うことだろう。

新聞やテレビ局などは、巨人ににらまれるのを恐れて、二人のタレこみを買わないのではないか。
もともと、こうしたメディアは腐っている。出禁になることを恐れている。
万事にわたって、「事実を伝える」ことよりも「気に入ってもらえる情報を流す」ことを大事にしている幇間メディアだから、二人に門前払いを食らわせることだろう。

こういう形で、メディアを間接的に恫喝したのだ。そして巨人は間接的に「週刊文春」を孤立させようとしているのだと思う。

巨人はここまで言ったのだから、笠原やBの言っていることが「事実に反することを裏付ける客観的証拠」を公表しなければならない。
何がどう違っていたかを具体的な日時も含めて、世間に発表すべきである。
そうでなければ、これは単なる恫喝に過ぎない。

この発表によって、巨人、NPBは、笠原、Bを事情聴取する気がないことがはっきりした。
二人に協力依頼をすると言いながら、一方では「彼らは嘘をついている」と発表したのだから。喧嘩を売っているようなものだ。

前も言った通り「こちらは誠実に対応しましたが、二人はそれに応じませんでした」という言い訳の伏線を張ったに過ぎないだろう。

巨人、NPBは、何としてもこの事件をここで幕引きさせようとしている。事実解明も球界浄化も眼中にはない。ひたすら組織防衛に走っているのだ。

ここは「週刊新潮」「週刊現代」「週刊ポスト」など、「週刊文春」のライバルに期待したい。笠原やBの独占手記やインタビューをどんどん掲載してもらいたい。

さらに「週刊文春」は、巨人、NPBを追い詰める決定的な情報を発表してほしい。
すでに侍ジャパンのレギュラーを張る内野手や、他球団のスター選手の名前も取りざたされているが、わかっていることは全部発表してほしい。

私は「週刊文春」を買う。またこのスキャンダルを報じたメディアも購入する。
それが、球界の浄化につながると思うからだ。


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