先週に続き、「あぶさん」を巻を追って紹介する。14巻から
14巻 1978年、広瀬監督の1年目、オープン戦不振で二軍落ちの危機にあった景浦は岐阜、多治見の怪しげな住職と飲み明かし自分を取り戻す(「般若湯」)。ロッテに移籍した野村克也が描かれる(「生涯一捕手」)。2巻で男女の仲になった未亡人麻衣子は義父の死をきっかけに景浦に再会する。景浦は結婚を決意するが、景浦の選手生活に影響を与えることを考えた麻衣子の方から断られる。景浦がはっきり振られたのは初めて。


15巻 78年後期、景浦は4番を打つが長続きしない。アパートのお隣さんカコの勉強のために部屋を貸す。オフ、ミッチェルに本塁打競争を挑まれる。年俸は360万円。


16巻 オフ、帰省して仲間と遊びまくる義弟小林満に喝を入れる。大洋から伊藤勲がやってくる。私はこのときのサンスポの切り抜きを持っていたが、どこかになくしてしまった。田淵幸一が大虎にやってきて、別れを告げて西武に移籍する。架空の選手、俵星玄之介も代打要員として入団。


17巻 1979年、アキレスけん断裂の門田博光に代わって開幕4番に座る。ここで阪急から4打席連続本塁打。5打席連続がかかる試合で自打球を顔面に食らう。代打の王天上が本塁打。新記録挑戦のチャンスが残る。復帰した新潟での西武戦で本塁打を打つが、雨のためノーゲーム。次のロッテ戦、村田兆治から打てず、記録は達成できず。
打撃好調の景浦は監督推薦で、オールスターに。
セ・パ両リーグの本塁打競走、景浦の前の時点で、6対15で負けていたが、高橋直樹を投手に指名、インコーナーのポイントに投げさせることで、10本打って大逆転する。
このあたりから、景浦の記録がだんだん派手になり、少しずつ現実味が薄れていく。

景浦安武以外、すべてリアル あぶさん①|談論 野球漫画
南海入団から2年目まで あぶさん②|談論!野球漫画
「祝酒」そして野村克也の解任 あぶさん③|談論 野球漫画
1970年堀内恒夫、全登板成績【内容良く防御率4位】
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15巻 78年後期、景浦は4番を打つが長続きしない。アパートのお隣さんカコの勉強のために部屋を貸す。オフ、ミッチェルに本塁打競争を挑まれる。年俸は360万円。
16巻 オフ、帰省して仲間と遊びまくる義弟小林満に喝を入れる。大洋から伊藤勲がやってくる。私はこのときのサンスポの切り抜きを持っていたが、どこかになくしてしまった。田淵幸一が大虎にやってきて、別れを告げて西武に移籍する。架空の選手、俵星玄之介も代打要員として入団。
17巻 1979年、アキレスけん断裂の門田博光に代わって開幕4番に座る。ここで阪急から4打席連続本塁打。5打席連続がかかる試合で自打球を顔面に食らう。代打の王天上が本塁打。新記録挑戦のチャンスが残る。復帰した新潟での西武戦で本塁打を打つが、雨のためノーゲーム。次のロッテ戦、村田兆治から打てず、記録は達成できず。
打撃好調の景浦は監督推薦で、オールスターに。
セ・パ両リーグの本塁打競走、景浦の前の時点で、6対15で負けていたが、高橋直樹を投手に指名、インコーナーのポイントに投げさせることで、10本打って大逆転する。
このあたりから、景浦の記録がだんだん派手になり、少しずつ現実味が薄れていく。

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水島新司の周囲もドカベンの大ブームが1979年で実質的に終了。更にこの辺りから世の中の嗜好の変化が本格化して、マンガやドラマの世界も昭和30~40年代的な熱血や貧乏描写は一気に現実らしさを失っていきます。
大人向けのあぶさんの活躍が年々極端になっていったのは長期連載の弊害が大きいけれど、周囲の変化や行き詰まり感に対する試行錯誤やうっぷん晴らしのようでもありましたね。