序盤戦のNPBでのソフトバンク和田毅の活躍は、大きな驚きではないだろうか。
かつてのNPBでMVPを獲得したこともあるエースは、MLBにわたったが4年間で5勝5敗ERA3.36、と米1年目にトミー・ジョン手術を受けて1年を棒に振ったこともあって、十分な登板機会を得られぬままに日本に復帰した。
しかしすでに35歳。使うことができれば公人と言う程度の期待だったと思うが。
昨日時点のパ・リーグの投手ランキング

和田は4/19に約6年ぶりで完封勝利を飾るなど、防御率順位は5位、驚くべきは奪三振数でも、SO9でも、SO/BBでも5位以内につけていることだ。
ランキングの中ではスタンリッジに次ぐ高齢でありながら、「130km/hの剛速球」は健在。むしろ、制球力などは渡米前より上がっている感がある。
ソフトバンクは圧倒的な戦力と言われてきたが、先発投手陣は武田翔太以外にめぼしい投手がいなかった。
昨シーズン途中から加入したバンデンハークが目覚ましい活躍を見せたが、長くエースの座にいた攝津正が衰え、難病から復活の兆しを見せた大隣憲治も投げられず。唯一の弱みかと思われた。成績が下降気味だったジェイソン・スタンリッジを放出したのも早計だと思われた。
しかし今季、和田毅が力強く復帰、素材としては高く評価されていた千賀滉大も一本立ちし、先発投手陣でもトップクラスになりつつある。
和田毅を取り上げれば、松坂大輔の名前が浮かんでしまう。
同世代、そしてパ・リーグのエースとして君臨したのちMLBへ、トミー・ジョン手術を受けた後にNPB復帰。
右と左の差こそあれ、同じような軌道で今はチームメイトとなっている。
しかし松坂は4/20にウェスタンの中日戦で52球2回4被安打2失点と言う出来。「悪いことばかりの中で、何球かはいい形があった」とコメントしたが、一線復帰ができず苦しんでいる。
松坂大輔、和田毅ともに3年12億円(+出来高)。同じ評価を受けた一方の投手が活躍する中で、もう一方の松坂の心境が思いやられる。
巨大な成功体験が、その後の人生を狂わせたということか。せめてもう一花咲かせてやりたいとの思いがわいてくる。
田部輝男、チーム別&投手別&球場別本塁打数|本塁打大全
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
好評発売中
コメント
コメント一覧
工藤監督が(体脂肪調べるぞ)とハッパかけて暗に松坂対策を講じても心身体は動かなかった。
ダルの様にプロテイン筋はつける必要はないけど無駄な贅肉は削ぎ落とさないとスタート台にも立てない。
このままだと契約終了後に逃げる様にアメリカ帰国し日本とは疎遠化しかねない。
イチロー松井上原に続いて松坂にまで去られたら日本球界の未来はますます萎んでゆく。
どうにか新たなモチベーションを見つけて欲しいのだが…。