フェリックス・ヘルナンデスが体調不良を訴え、急きょ中4日でマウンドに立った。
どの投手でも同じだが、立ち上がりが最大の課題だ。

マリナーズは立ち上がり、青木の二塁打を足掛かりに2点を取る。
1回裏、今日の岩隈はシンカーの曲がりが鋭いように感じられた。調子は悪くなさそうだ。
しかし、球が高い。エスコバーに中前に抜ける安打、オルテガは軽くあわされて左前打。一二塁で、MLBで一番怖いトラウト。しかし左飛、少し前まで一番怖かったプホルズは力んで併殺。
2回裏、三者凡退。シモンズの当りは鋭かったが右直。
3回裏、まだ少し球が高い。2巡目、前の打席で安打を打たれたエスコバーに四球を選ばれる。叱りオルテガを内野ゴロ。
4回裏、トラウトが安打で出塁。しかしプホルズは3ゴロ併殺。このおじさんが岩隈を助けている。ホッとするもつかの間、カルフーンがライナーで右中間に。カーブに山を張っていた。シモンズは三ゴロ。
5回裏、クロンが落ち切らないスプリッターを中堅にホームラン。ぺレス、ジアボテッラを打ち取るが、エスコバーはまた安打。しかりオルテガを空振り三振に切って取る。
6回以降は何も起こらなかった。岩隈に魅入られるように早いうちに手を出して打ち取られていった。本来の岩隈の投球はこれである。
8回89球、日本なら絶対に完投させるところだがこの回まで。
延長10回にグティエレスのタイムリーとクルーズの2ランが出てマリナーズは勝ち越し。
岩隈は白星ならず。しかし自信を取り戻したはずだ。
田部輝男、チーム別&投手別&球場別本塁打数|本塁打大全
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