ダルビッシュは真っ赤なユニフォームを選んだ。緊張はしていない。
捕手は33歳のボビー・ウィルソン。

1回表、えらい汚い顔をしたジョン・ジェイソへの初球は力みが出たか低値の速球。2球目のカッターを中前に運ばれる。看板役者マカッチェンへも速球主体で投げて、最後はキレキレのスライダーで完全にタイミングを外させる。ポランコは遊撃正面への当り。遊撃アンドルスの一塁送球がダッグアウトに入り、ジェイソは三進。フリースの初球、98マイルが出る。ダルのMLBキャリハイだ。この投球を見ても、ダルは手術前より明らかにパワーアップしている。そして臆せず力でねじ伏せようとしている。
1回裏、フィルダーの遊ゴロとベルトレの一発で3点が入る。
2回表、軽く投げた速球が伸びてマルテを三振。セベリも軽く投げて中飛。ジョイスも二球目まではゆったりとしたフォームで追い込んだが、ここでいきなり96mphの豪速球をズバッと投げこんで見逃し。いや、しびれます。
3回表、下位打線は適当にさばくのがダルビッシュの流儀だ。マーサーは遊ゴロ。フィゲロアはタイミングが合わず歩かせる。うるさいジェイソはフルカウントから空振り三振。フィゲロアがすかさず盗塁。マカッチェンは遊撃へのハーフライナー。42球。
4回表、ポランコは軽くひねって二ゴロ、フリースは9球粘る。さすがに主軸には力を入れている。ズバット速球を投げ込んで三振。マルテも粘るが二ゴロ。
4回裏、モアランドの一発が入って4-1。
5回表、先頭のセベリに安打を打たれる。ジョイスは簡単に打ち上げる。マーサーは力の入った2シームで空振り三振。ここで前の打席で歩かせているフィゲロア。ダルはNPB時代からソフトバンクの江川など、脇役の打者を苦手にしていた。フィゲロアにも投げにくそうで、ジョイスに盗塁を許した挙句タイムリーを打たれる。
ジェイソは三振。
これまで投げていたのとは違う、小さくシンカー気味に曲がる2シームを投げた。そしてスプリッターを1球も投げなかった。もともと多くはなかったが、かつてはそれでも使っていた。
カーブの精度が悪かったが、スライダーの切れが良かった。
なかなか見ごたえのある投球だった。
ダルの後は見知った顔の投手が上がる。バーネットだ。最初は打ち込まれていたが、最近はセットアッパーとしていい働きをしている。
まずは順調。楽しみが増えた。
1976年渡辺弘基、全登板成績【73試合に登板、当時のセ・リーグ新記録】
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1回表、えらい汚い顔をしたジョン・ジェイソへの初球は力みが出たか低値の速球。2球目のカッターを中前に運ばれる。看板役者マカッチェンへも速球主体で投げて、最後はキレキレのスライダーで完全にタイミングを外させる。ポランコは遊撃正面への当り。遊撃アンドルスの一塁送球がダッグアウトに入り、ジェイソは三進。フリースの初球、98マイルが出る。ダルのMLBキャリハイだ。この投球を見ても、ダルは手術前より明らかにパワーアップしている。そして臆せず力でねじ伏せようとしている。
1回裏、フィルダーの遊ゴロとベルトレの一発で3点が入る。
2回表、軽く投げた速球が伸びてマルテを三振。セベリも軽く投げて中飛。ジョイスも二球目まではゆったりとしたフォームで追い込んだが、ここでいきなり96mphの豪速球をズバッと投げこんで見逃し。いや、しびれます。
3回表、下位打線は適当にさばくのがダルビッシュの流儀だ。マーサーは遊ゴロ。フィゲロアはタイミングが合わず歩かせる。うるさいジェイソはフルカウントから空振り三振。フィゲロアがすかさず盗塁。マカッチェンは遊撃へのハーフライナー。42球。
4回表、ポランコは軽くひねって二ゴロ、フリースは9球粘る。さすがに主軸には力を入れている。ズバット速球を投げ込んで三振。マルテも粘るが二ゴロ。
4回裏、モアランドの一発が入って4-1。
5回表、先頭のセベリに安打を打たれる。ジョイスは簡単に打ち上げる。マーサーは力の入った2シームで空振り三振。ここで前の打席で歩かせているフィゲロア。ダルはNPB時代からソフトバンクの江川など、脇役の打者を苦手にしていた。フィゲロアにも投げにくそうで、ジョイスに盗塁を許した挙句タイムリーを打たれる。
ジェイソは三振。
これまで投げていたのとは違う、小さくシンカー気味に曲がる2シームを投げた。そしてスプリッターを1球も投げなかった。もともと多くはなかったが、かつてはそれでも使っていた。
カーブの精度が悪かったが、スライダーの切れが良かった。
なかなか見ごたえのある投球だった。
ダルの後は見知った顔の投手が上がる。バーネットだ。最初は打ち込まれていたが、最近はセットアッパーとしていい働きをしている。
まずは順調。楽しみが増えた。
1976年渡辺弘基、全登板成績【73試合に登板、当時のセ・リーグ新記録】
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コメント
コメント一覧
凄かったです。元々そうでしたがやっぱり他の日本人ピッチャーとは次元が違うと言うか、
もう完全にメジャーリーガーだなあと言う感じがしました。
今NPBでやっている日本人選手にもダルビッシュの野球に取り組む姿勢や考え方を見習って欲しいです。そしてどんどんMLBに挑戦して欲しいです。
そしてNPBはMLBとの力の差に対して危機感を持って欲しいです。
残念ながら仕事中で見れませんでしたが、次回以降の登板が楽しみです。
リハビリ期間の肉体強化トレーニングと肩肘の休養で肉体的にはパワーアップして帰って来たみたいですね。
個人的に期待して見ていきたいのは、精神面でも強くなっているか?です。
以前はイライラする事がある→制球が乱れる→余計にイライラする→単調なピッチングになる→四球連発→痛打される。が何度もあった気がします。
リハビリ期間を経ていい方に変わってくれてるよう願います。
一つ思い出して気になった事が・・・
今日の登板で赤のユニフォームを選んだみたいですが、選んだユニフォームの色別でチーム成績とかダルの個人成績って追い掛けれたりするのでしょうか?
メジャーでのルーキーシーズンだったと思いますが、チームが連敗中で気分転換に赤のユニフォームを選んで投げたら良い結果が出たといった旨のコメントをダルが答えてた事があったと思い出したので気になりました。
打者は完全に幻惑されており、タイミングの合った当たりすら殆どなく、中途半端なスイングで三振・凡退する姿を何度も見せつけられました。
新たに多投するようになったシンカーが、今後どう機能していくのかも楽しみです。左打者へのウィニングショットに使えるようだと、鬼に金棒でしょう。
今後彼の登板は「好投するか否か」ではなく、「相手打線がどのような手を尽くして攻略の糸口を探るか」を楽しみに見ていく事になりそうです。デビュー年も待ち球作戦とか、左打者を並べるとか色々とやってきましたから、この投球を見たら対戦相手は必死で研究してくるでしょう。
あとどうでもいい話ですが、若手時代はハンサムだったセルベーリが、すっかりダルマのようなルックスになっていて、阪神メッセンジャーの弟かと思いました。
マダックスコーチと身体の角度を相談してた頃とは雲泥の差。
(いつまでもヒョロガリの藤浪にはこの半分でも身体作りして欲しいのだが…、岩田はいい加減絞りなさい二軍で)
身体のサイズと共に威圧感が増しているのは至極、下半身が安定しているせいなのか低めに集まる気もする。
実際指先から放たれるボールにパンプアップした肉体がどれほど好影響を与えるか半信半疑でしたが
TJ明けでこの投球を見ると以前のクオリティを保ったままのリハビリは成功いや大成功でしょう。
今季は慣らし運転だろうがチーム好調だけにポストシーズンまで回すかどうか。
杞憂と言えばクイックネスが下がっていないかと。
ランナー三塁で4〜5mパスボールした際にあまり足が動かなかった事。
フィールディング難とバント攻撃喰らっている上原みたく攻められないか。
ここまで急激に大きくした身体を5〜10年と維持運用出来るのかフィジカルトレーニングの一つのモデルケースになるのではないか。