青木宣親が、マイナー落ちした。この成績では仕方がない。

今年のシアトル・マリナーズはAL西地区で珍しく首位を走るなど好調だった。
5月中は首位を走っていた。しかし6月2日を最後に首位から転落。以後、6勝15敗と負けが込み、首位のレンジャーズとは10ゲームの差がついた。
チームの立て直しが急務であり、働いていないレギュラーは、見直しをかけなければならなくなった。

青木のキャリアSTATS

Nori Aoki20160626


今季の青木は、キャリア最悪の成績である。
好調時に見られる「ストリーク」がほとんどなく、打率は低迷している。
これまで、リーグが変わり、チームが変わっても、常に.280を記録してきた打率が、.250を割ったまま、浮上の兆しがない。
それだけでなく、走塁も最悪。盗塁死7は、リーグ最多タイだ。働いていたとは言えない。
チームもいつかは浮上する、と起用し続けたが、待てなくなったのだろう。

私はまずはスタメン落ちすると思ったが、マイナー降格。チームはもう彼を半ばあきらめたのだろう。
一部メディアは「チームの投手事情を考慮して決断した」というチームのコメントを掲載しているが、それは青木への配慮であり、実質的な戦力外だ。

34歳1年契約という立場の不確かさからして、もどってくるのは至難の業だろう。

昨年8月9日の死球以来、青木は本来の打撃ができていない。その時点で.304だった打率は、最終的に.287まで落ちた。
そして今季も浮上していない。

脳震盪については最近、NPBでも特別措置が導入されたが、これを克服するのは簡単な話ではない。
ジャスティン・モルノーがそうだが、脳震盪によってキャリアを短くした選手も出てきている。
青木が、今後もMLBに居続けることができるか、それとも断念するか、はマイナーでの数字にかかってくるが、脳震盪に起因する異変が体に起こっているとすれば、大変な道になるだろう。

ついに日本人MLB野手は42歳のイチローだけになってしまった。

NPBからMLBへの野手のルートは、閉ざされようとしている。


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