景浦安武、ヘルニアで戦線離脱　あぶさん⑭｜談論！野球漫画 : 野球の記録で話したい

1週間抜けたが、まだ「あぶさん」を読み続けている。景虎が成長して「次の物語」が少し見えてきた。

59巻　95年後半、景浦の指導を受けた小久保裕紀が景浦と本塁打王争いでデッドヒート。
景浦は、本塁打、打点の二冠王。義弟の西武小林満は、初の首位打者。大リーグのスカウトに対して景浦は、来年ダイエーが優勝したらMLBに行くと約束。スカウトは見返りに、ホークスには3人の有力選手を派遣すると約束。ダイエーにテスト入団した平山公平が「大虎」に顔を出す。平山はあぶさんの弟子になる。控え暮らしだった渡辺浩司のエピソードも紹介される。下柳以下、ダイエーから出ていく選手の壮行会が「大虎」で開かれる。

60巻　96年、景浦は49歳。キャンプで景浦は左打席で打つ。ロッテスコアラー幕張などが密着するがその謎は解けない。左の景浦が話題になる。オープン戦では左の本塁打も。開幕戦も左で満塁タイムリー。巧みな流し打ちも見せるなど、安打は出るが怖さはない左の景浦。4月は本塁打0。5月に入り右でサヨナラタイムリーを打つが、その試合で景浦は倒れる。ヘルニアが見つかり登録抹消。トレーナーの手塚一志が面倒を見る。

61巻　登録抹消中なのに、景浦はオールスター中間発表でトップ。手塚の目論見よりも景浦のヘルニアは長引く。結局景浦はトップ当選する。オールスター戦で景浦は右打席に立ち、代打で満塁本塁打。しかし復帰はできない。秋、娘の夏子とトンボとりをしている最中に、竿を振ってみて、景浦はヘルニアが完治していることを知る。シーズン最終盤に復帰。

62巻　オフに景浦現役25年の「プレ銀球式」が行われる。中三の景虎は、大阪府内の高校で争奪戦がおこる。若宮高校が有力視されたが、景虎は暴力沙汰を起こし、若宮いきがなくなる。その矢先に景虎は中学生ながらダイエーからドラフト3位で指名される。根本専務が挨拶に来る。母サチ子は反対する。安武もそれに従う。景虎も結局高校行きを決め、哲也が監督を務める一番星学園に決める。