オリックスには不良在庫がけっこういる。なかでもブランコと中島宏之は、首脳陣にとって頭の痛い存在だろう。
MLBに挑戦する直前まで、中島はパ・リーグを代表する強打者だった。
キャリアSTATS

2004年にレギュラーになってから9年間で6回3割、通算でも4562打数1380安打、.302、アベレージだけでなく、長打もあり、足もある。そして遊撃守備も。最も価値のある野手の一人だった。
2012年は、ロッテの角中勝也と最後まで首位打者争いをし、1厘差で敗れた。

2011年オフにポスティングシステムで移籍をしようとしてヤンキースに飼い殺しにされかかって契約せず、2012年オフは満を持して海外FAを行使してアスレチックスに移籍したのだが。
スプリングトレーニングで怪我をしてマイナー落ち。以後、二度とMLBに上がることはなかった。
2013年はAAA暮らし。
2014年は、スプリングトレーニングにさえ呼ばれず、AAAでも故障があって数字が残せず、選手の枠を開けるためにAAにまで落ちた。
中島のMLBでの試合は、1年目のスプリングトレーニングでの17試合42打数7安打.167がすべてだった。
NPB復帰のときは、西武などの争奪戦となるが、珍しく大補強をしたオリックスが獲得。ブランコとともに打線の目玉に据えたのだが、鳴かず飛ばず。
オリックスの急落、低迷の主犯格となっている。
フィジカル面での問題もあるのだろうが、アメリカでの2年間で自信喪失したのではないかと思う。
MLB帰りでさっぱりダメになった野手には、他に岩村明憲がいるが、岩村はレイズでは活躍した。
アメリカ行きを折り返し点として、ここまで悲惨な転落をした選手は中島だけではないか。
何とかならんのか、と思う。
1976年永射保、全登板成績【プロ入り5年目の初勝利】
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コメント一覧
MLB帰りということでは、阪神の福留も帰国後2年間は「終わった」印象がありました。しかし2年目の終盤から調子が上がり、3年目、4年目(今年)は阪神の打線では貴重な戦力として働いています。
そういう前例もありますし、老け込む年齢でもないですから、このまま終わってしまうのは確かに寂しいものがあります。
この手の選手で最大のインパクトを残したのは井川を置いて他にはないというイメージでしたが、中島が全てを塗り替えてしまった印象です。
中島も井川のように、数年後ひっそりと消えていくのでしょうね。
近年の野手帰国組の中ではまず活躍するだろうという選手でした。
実績からも、ちょっと信じられない不振ぶりですね。
環境を変えるというのも一つの手かもしれません。
契約はあと1年残っていますが、トレード先を探してみては。
腐っても当時NPB最強クラスの内野手、いい話があるやも。
昨年も出塁率が.342あるため打率から受ける印象ほど悲惨な働きではありませんでした。
そう考えると、仮に渡米していなかったとしても今の成績はこの程度だろう、という予想もまずまずあり得る範囲内ではあり、「渡米したためにこうなったのだ」と決めてかかることはできないようにも思います。
真相はわかりませんが、別に渡米しなくとも選手の成績が急に落ちることはしばしばあるわけで、「渡米後成績が落ちた」ことをことさらに強調することは少し慎重になるべきではないかとも思います。
>西武時代も、2008年をピークとして、ごくわずかずつではありますが成績が下がり気味ではあったのですよね。
2011年、2012年は例の「飛ばなさすぎるボール」の時期でした。この2年は、NPBのどの打者も大幅に数字を落とす中で、むしろこの程度の下落でとどまったことは評価すべきことだと思いますし、当時のMLB側へのアピールにもなったはずです。
まああちらは、故障連発という違う理由でしたが。
きゃっぷ様
井川も、MLB直前には成績が下降線だったような。
彼の場合、没交渉性が全く裏目に出た印象が(結婚の知らせに「二次元じゃね?」と不謹慎な反応をした記憶がある)。