昨日のソフトバンク、日本ハム戦は、歴史に残るだろう。1回表投手、1番で試合のファーストボールを左翼席に叩き込み、勝利投手になる。漫画でも描けなかったようなことをやってのけた大谷翔平、そして栗山英樹監督である。

昨日のボックススコア

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1回先頭で打席に立った大谷翔平はすごいスイングで右中間に本塁打を叩きこんだ。明らかに狙っていたのだと思うが、狙ったことを現実にやってのけるのが、本当にすごいことだ。

相手の中田賢一は調子が良くて、大谷に打たれた本塁打1本でしのいでいく。
大谷は5安打を打たれ、四球も出すが要所では150km/h台後半の速球とすごいスライダーで退けていく。
7回2つの失策が絡んで楽天がさらに失点する。2点目の本塁を踏んだのも大谷だった。
大谷は9回の打席に立った後降板、マーティンは3三振でソフトバンク打線を退けた。
終わってしまえば、何でもないことのようだが、信じられない。

1番投手と言えば、1971年8月22日、神宮球場のダブルヘッダー2戦目でこういう試合があった。

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ヤクルト三原脩監督は、入団2年目の左腕、外山義明を1番投手に起用。下位に低迷するヤクルトとしては、ローテの穴を埋める意味もあったが、一時的な話題作りでもあった。
しかし外山は2回途中で4失点して降板。
際物的な話題で終わった。
外山は天理高校のエース、4番には門田博光がいた。門田とは親友でともにクラレ岡山に進み、同期でプロ入りした。

入団から2年は二刀流。2年で117試合139打数24安打3本塁打.173、投手としては76試合273.1回9勝22敗ERA3.33、投手としてはかなり使える存在だった。
しかし翌年にロッテに移籍してからは成績が下落、74年に南海に移籍した。門田土地―メイトになったわけだが、もう投手ではなくなり代打の切り札だった。
大阪球場や中百舌鳥の二軍の試合でよく見かけたが、小柄で、目立たない選手だった。
44歳で早世している。

外山と大谷ではスケールが全く違う。三原監督は単なる「話題作り」、栗山監督は無敵のソフトバンクを叩く「奇策」だった。
10連勝もすごいが、大谷翔平は本当にすごい。何でもできるのではないか。


1976年永射保、全登板成績【プロ入り5年目の初勝利】


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