NPB公式サイトの由規の顔は真っ黒だ。二軍生活が長いことを現している。
中田翔、唐川侑己と同期、ハンカチ世代より1つ下。今年27歳になるが、ずっと昔の選手のように思える。
二軍も含めたキャリアSTATS

仙台育英高校から高校ドラフト1巡目でヤクルトに。
1年目はファームで77.2回で43個もの四球を与えるような粗削りな投手だったが、圧倒的な球速で注目され、1年目から一軍で投げ、初勝利を挙げた。
2年目には157km/hを計測。前半戦で5勝(4敗)と活躍して監督視線でオールスターに選出されたが、後半は勝ち星なし。
3年目はローテに定着し、当時日本人最速の161km/hを記録。12勝を挙げた。
しかし2011年秋に右肩の張りを訴える。右肩の腱板損傷が発覚。
2012年はファームも1試合だけ。
2013年は右肩クリーニング手術を受けて、ファームでの登板もなかった。
以後、少しずつファームでの登板機会を増やしていった。
2016年には育成枠に変更となる。
2012年には6000万だった年俸は、2016年には1500万に。それでも三ケタ121番の育成選手としては異例の高収入ではあった。
トミー・ジョン手術と言う治療法が確立している肱とは異なり、肩の故障は決め手となる治療がない。
斉藤和巳のように、肩の腱板損傷で長期に戦線離脱した挙句、復帰できないまま引退したケースもある。
今年はファームですでに9試合に登板、肩に不安がなくなって5年ぶりの復帰登板となった。球速は149km/hを出した。
負けはしたが、投げられるところを見せた。
由規が、同様の成績でも軟投派の投手だったらとっくに引退していたのではないか。
「球の速いは七難隠す」というが、球団、そしてファンもあの快速球を覚えていたからこそ、長いリハビリを待つことができたのだと思う。
昨日の登板が「お名残公演」になるのか、再起への一歩になるのか、注目したい。
1966年渡辺泰輔、全登板成績【冴えるパームボール、後半戦のエースに】
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