NHKBSがマーリンズの試合を毎試合追いかけるようになった。

しかしイチローは7月に入ってからブレーブス戦で1度先発しただけ。あとはすべて代打。それも7月6日の出場が最後。

2016年の月間成績

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6月は25安打したが、7月は2安打だけ。通算3000本安打まであと10本で足履みをしている。

今、マーリンズはナ・リーグ東地区3位、首位ナショナルズとは6ゲーム差。ワイルドカード争いでも2ゲーム差、ポストシーズンが十分に見込める地位にいる。
例年ならばすでに解体モードで、7月中は「大蔵ざらえ」をやっているところだが、今年はまだペナントレースをあきらめていないのだ。

「イチロー3000本安打」は偉業だが、そういうアトラクションを優先できる状況ではないのだ。
またマーリンズの外野陣も充実し始めた。

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オスーナ、イェリッチの若手が3割をキープ、打たんとんも4打数連続本塁打など怪物的な打棒を見せるようになった。
彼らを差し置いてイチローを常時スタメンに起用する理由はないと言って良いだろう。
左投手のときに出さないのはややかたくなに過ぎると思うが、それもセオリーだ。
控えのギレスピーも戦力にするために、使っていかなければならない。

日本のコメンターは「イチローは使い続ければ結果を出す男」と言っている。数年前まではそうだっただろうが、昨年の後半を見れば、もはやそうは言えないのは明らかだ。

マッティングリー監督は、「使い続けない」ことで、イチローを復活させた。使い方の妙を心得ていると言って良い。
これからも、チームの勝利を優先しつつ、イチローをうまく使っていくだろう。

イチローの3000本は8月になるのではないか。

ペナントレースに比べれば、個人記録の優先順位が低いのは、プロ野球としては当たり前のことだ。健全だと言ってもよい。
我々は気長にこの大記録を待てばいいのである。


1966年渡辺泰輔、全登板成績【冴えるパームボール、後半戦のエースに】


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