明日からナリーグチームの2011年レビューをする予定だが、その前にアリーグの戦力推移を、恒例のマトリックスで見ておきたい。
チーム全体の投手力、打撃力をERA、RC27で算出し、縦軸にRC27、横軸にERAの数値を取った。4つのゾーンのうち、右上が投打ともに強力な投打強大ゾーン。右下が投手頼み、左上が打者頼み、左下が投打弱小となる。3地区のチームを色分けしたので、地区での力関係もわかると思う。オレンジの点線はポストシーズンに進出した4チームのいるエリア。

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地区別に見る。赤の中地区。ミネソタ・ツインズ=MINが、見事に戦力ダウンさせている。ポストシーズンの合格圏内から大きく外れた。反対に、デトロイト・タイガース=DETは、投打ともに戦力をアップさせて圏内入り。カンザスシティ・ロイヤルス=KCの戦力強化も目立つ。

西地区。結局、シアトル・マリナーズ=SEAは、ほとんど動きが見えなかった。相変わらずアリーグ最弱の打線。補強のポイントは明らかだ。ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム=LAAとオークランド・アスレチックス=OAKも打撃力不足。そんな中で、テキサス・レンジャーズ=TEXはアリーグ2位の打撃力で、ペナントレースを圧倒した。

東地区。ボストン・レッドソックス=BOSの補強方針が間違っていたことはこのマトリックスで明らかだ。すでにトップクラスの打線に屋上屋を重ねるよりも、投手力を整備すべきだった。ニューヨーク・ヤンキース=NYYは、戦力が下降する中、チーム力を維持して相対的優位を維持した。それ以上に見事なのは、タンパベイ・レイズ。打線のパワーダウンの中、投手力を維持、向上して最後に圏内に滑り込んだのだ。

来季、一気に弱小チームになったMINや、浮上の兆しのないSEAなどの動向が気がかりだ。全体としては、チーム間格差は依然として大きいと思われる。

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