NPBのチーム失策数を2リーグ分立以降の67シーズンにわたって調べた。日本プロ野球記録を参照した。
パ・リーグから見ていく。

パ・リーグ、1950年から今年まで。TRKはチーム順位、E/Gは1試合当たりの失策数、RKはその順位。10年ごとの数字も紹介した。近鉄と楽天は同じカラムで紹介した。2000~2009年は合算していない。

PL-EG


2010年以降、ソフトバンクはチーム順位で1位だが、同時にE/Gのランキングでも1位。強いチームは失策が少ないのだ。
西武は、チーム順位の平均は3.3だが、失策のランキングは5.0で最下位。ここ7シーズンで4回最下位。そして.864という今季のE/Gは、21世紀以降で2番目に悪い。

2000年から2009年、2003年にオリックスが記録した132失策、.943が21世紀以降のワースト。

1990年から1999年、読者のコメントにもあったが1991年に西武が記録したシーズン38失策はNPB史上最少だ。E/Gは実に.292、驚異的。当然のようにこの時期の西武はパというよりNPB最強チームだった。

1980年から1989年、この時期は球場が大型化し、人工芝が導入された端境期だ。失策数がこの時期に減少している。万年テールエンダーで身売りする南海、そしてこちらも低迷していた近鉄が毎年のように100失策。

1970年から1979年、100個以上失策するチームが多い。このころは失策数とリーグ順位に相関関係はないように見える。

1960年から1969年、この時期にグラブが改良される。チーム失策数は100個以上が当たり前。

両リーグが分立した1950年から1959年、200失策しているチームもある。このころの野球と今の野球を単純に比較することはできないだろう。


1976年宮本幸信、全登板成績【カープリリーフ陣を支える一人】


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