パ・リーグ、投手の防御率ERAと失点率RAの差。


投手の失点のうち、野手の失策などが絡むものは自責点には含まれない。二死後に失策があった場合は、以後の失点は原則として自責点にならない。

パ・リーグ 規定投球回数以上の投手の防御率ERAと失点率RAを算出し、その差異でランキングした。西武は規定投球回数に達した投手がいないので、上位2人をピックアップ。

ERA-RA-PL


ERA1位と2位の投手が、ERAとRAの差なし。セ・リーグもそうだったが、優秀な先発投手はこの差が小さいのではないか。

武田、涌井、則本らが下位にいる。エラーがらみの失点が多いのだ。これはBABIP同様、運によるものなのか?何らかの実力が絡んでいるか。

注目すべきは、規定投球回数未達の西武の2投手だ。
2人ともにERAは3点台だが、野上はRAが4点台、高橋光に至っては5点台。
以前に紹介した通り、西武は12球団で最も失策数が多い。今季はチームでシーズン100個を軽くオーバーしそうだが、そうしたザル守備が、投手成績に影響しているのではないか。

高橋光など47失点自責点34、これは昭和20年代の投手のSTATSだ。
この面から見ても、西武尾「守」の立て直しが急務ではないかと思えてくる。


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