「やる気のない球団」の責任を負わされる形で、球界の至宝ともいうべき野球人が詰め腹を切らされた。
日刊スポーツ
中日は9日、谷繁元信監督(45)に休養を要請したことを発表した。事実上の解任。同日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)から森繁和ヘッドコーチ(61)が監督代行で指揮を執る。
谷繁監督の参謀としてベンチ入りしていた佐伯貴弘守備コーチ(46)も休養させる。2軍から辻コーチ、早川コーチを昇格させる。
谷繁元信監督の成績

4位、5位、6位と階段を下りているのだから、これだけを見れば事実上の解任やむなしと言うところだが、谷繁中日は、得失点差を見ると、今季でさえも勝ち越しているのだ。
一番マシな4位だった2014年が-20、2015年が+20、今年が+3。
ときどき大勝ちする一方で、競り合いに弱いというチームの体質が見えてくる。
中日はある時期までの横浜のように、極端に戦力が低いわけではなく、別の要素で負け続けているということだ。
今日はこの部分について考えを巡らせたいが、今回の解任劇は、直接的には落合GMと谷繁監督の不和が原因なのだろう。
落合監督の腹心と言われる森繁和ヘッドコーチが監督代行になったことでもそれがうかがえる。
しかし、落合GMとて安泰ではないだろう。現在の沈滞ムードを作った最大の責任は落合GMにあると思えるからだ。
そもそも中日ドラゴンズは、12球団でもっともやる気がないチームのように思える。
立て直しは容易ではないだろう。
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どうするのか?と思っていたらシドニー五輪でマスクを被った鈴木郁洋が現れて、彼が次の正捕手か?と思ったら谷繁がやって来て鈴木もトレードで出される。中村もだされる。ちなみに矢野も吉鶴もトレード先で正捕手になってる。
そして中日は、ずーっと谷繁のまま今に至った。捕手が育つそばから放り投げてる。その大きなツケがまわって来てる。中日は何を考えていたのだろう?何か事情はあったのだろうが、外から見て意味が解らなかった。
私が思うのは、このチームの問題は落合政権が良くも悪くも結果を残したことだと思う。
落合監督はチームを常勝球団にした。
だがそれは落合博満と森繁和の二人三脚のものだった。
OBがコーチになっても能力が無ければ容赦なく斬った。
この2人が抜けて中日OBが監督コーチになったら、結果が出なかった。
落合監督はGMになったが、現場と衝突。
谷繁監督は傀儡政権のように思えたが、谷繁監督は傀儡になることを嫌った。
中日球団は落合GM・森繁和監督代行をどうするか?
斬るか否か?
当の両名は切られても、仕官の道はある。森氏の古巣西武、20年リーグ優勝していないオリックスなら引く手あまた。(楽天ファンとしては、両名の能力は魅力はあるが、星野GMが反対しそう。ファンサービスやチーム情報公開でも三木谷オーナーと反発しそうだ)
野村克也氏の言葉を借りれば「中日OBに人材がいない」ことが原因だと思う。
捕手OBなら中尾、大石(移籍組だが)、中村。
内野手OBなら立浪、仁村。
再建は時間が掛かりそうだ。
有望なアマチュア選手が中日を嫌うあまり「中日以外11球団OK」と言われたり(ここ数年ドラフトで獲得した選手が機能しないのと関係あり)、FAでも中日を拒否する選手が多いらしい。
今後は「名古屋嫌い」が大きなうねりになって社会問題になるかも?
GМと監督の不和は確度の高い報道だと思いますし、事実そのように事態は動いていると思います。ガセネタではないでしょう。
言いたいことは山ほどあるのですが、ここでは監督の解任にしぼってコメントさせてもらいます。
詰め腹を切らされた谷繁監督ですが、やはり責任はあったというべきです。その原因の最たるは、今回一緒に解任された佐伯コーチにあると思っています。
谷繁監督が重用した佐伯貴弘、一言で言えば「ミニ金本」です。しかも「監督の威を借る」だけに余計にタチが悪い。
少し前に「藤浪の161球」が話題になりましたが、昨年、ドラゴンズの2軍ではそれ以上のことがありました。肩の故障歴のある伊藤準規に9回172球の晒し投げをさせたことです。そして当時の二軍監督が佐伯でした。
私はこの一件だけでも佐伯は一刻も早く退団させるべきだったと思っていますし、おそらくは落合GMもそうだったのでしょう。イチローの記事でもコメントしましたが、このような理不尽な体育会的手法を落合GMが許容するはずがありません。実際、ファンの評判もすこぶる悪いものでした。
報道によれば、それを谷繁監督が阻止したということになっています。心置きなく話せる人間を身内に置きたかったのでしょうが、それで結果が出なければ、クビにする口実にもなりえます。あるいは監督自身も「輩」の本性を垣間見せたことで、GMから見れば粛清の対象になったのでしょう。
GMの手法への問題は別記事でコメントいたしますが、監督の解任が理不尽かといえばそうとは言いきれず、現場の長として当然とは言わないまでも、ある程度は妥当な判断だったと言えます。
それが中日ファンの総意だとすればあまりにも悲しいですね。
谷繁が佐伯にこだわったのは自分が孤立無援だから、たった独りでも味方を置いておきたかったためでしょう
落合らが寄ってたかってそういう状況に追い込んだことを無視して佐伯のコーチとしての能力面だけ取り上げて批判するのは理不尽と言わざるを得ない
中日ファンの総意? そんなわけないでしょう。私と違う見解を持つファンだっているはずです。現にGMを批判する人間だって大勢いますし、前のコメントにもGMの責任がないとは書いていません。
監督の任命責任や解任責任が曖昧になりますから、これからも同じミスを繰り返す可能性が残ります。
社長かGMか知りませんが、監督の選考をを間違えた者をはっきりさせるべきでしょう。
球団サイトの記録(http://dragons.jp/game/c-league-standings.html)とかなり乖離があるように思えますが。
そして今戦力を整える仕事をしているのは誰?
その人は首にならないんですかね
なぜ彼の人事に感情が動かないのだろうと思いましたが、心当たるのは良くも悪くも「監督としてのキャラが薄かった」点です。鉄拳制裁するでもなく、空元気で盛り上げるでもなく、時代錯誤の昭和采配を繰り広げるでもなく、若手育成に血を注ぐでもなく。「谷繁采配」なるものがあったとしたら、一体どういう傾向の野球だったのだろうと素直に疑問が残ります。(挑発ではなくシンプルにわかりません・・・)