少し前まで「松坂大輔は来年に間に合えばいい」という感じだった。大戦力で金満家のソフトバンクにとって、1年4億円のデッドストックはそれほど痛くなかったのだ。

しかしシーズン半ばに失速し、クローザーのサファテ、大黒柱の柳田悠岐が負傷するなど、火の車になってきた今のソフトバンクは、松坂大輔も戦力として考えざるを得ない状況になりつつある。

今年の戦績 2軍と3軍

Matzuzaka-20160904


昨年8月に肩の手術をしたが、今年も二軍スタート。4月から徐々に登板を重ねた。一時は一軍復帰も間近かと思われたが、5月14日のマツダスタジアムで野間、土生に一発を食らうなど大量失点すると投げられなくなった。
フィジカル面での原因もあったが、率直に言えば「自信喪失」ではなかったかと思う。
体は重そうで、投げるたびに上体がかしいでいた。松坂の特長である「躍動感」が全くなかった。

8月末に103日ぶりにマウンドに上がり、3者を退ける。中2日で四国アイランドリーグplus香川と3軍の交流戦で投げ、ここでも好投。
9月3日は2番手で上がり5回を投げて大田の一発だけに抑えた。
次の登板で問題なければ、一軍に昇格するかも知れない。

しかしながら松坂の悩ましいところは、次の登板で5月14日のように炎上すれば、また振り出しに戻りかねないことだ。
球速は戻ってきている。どこと言って悪いところはないが、だめだと投げられなくなる。難しい、周囲はまるで腫れ物に触るようにしているのではないか。

うまくいけば日本ハムの大谷翔平同様、ポストシーズンの「秘密兵器」になる可能性もある。なんとか格好をつけてほしいと思う。


1964・65年渡辺秀武、全登板成績【初勝利を完封で飾るもその後は・・・】



nabibu-Yakyu01
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!


好評発売中