ジェイミー・モイヤーより3歳年下だが、同じ左腕の山本昌が46歳7か月で登板し、工藤公康が持っていた46歳5か月の最年長登板記録を更新した。
昨年は登板がなかったが、今年のオープン戦で5試合16回13被安打2被本塁打1与四球12奪三振自責点4 ERA2.25という素晴らしい成績をあげていた。
キャリアSTATS

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舞台が違うが、モイヤーよりもかなり華々しい成績を残している。四球が少なく、安定感のある投球。

フォームは誠に不恰好だがダイナミックで、球速はないが重たい速球を主体に、変化球を交えて緩急でゆさぶりをかける投球をする。打者の打ち気をそらすことが出来、大事なところで絶対的なコントロールがある投手だった。

山本昌は1984年に中日に入団しているが、初登板は奇しくもモイヤーと同じ1986年。10月16日、神宮でのヤクルト戦だった。BOXスコアを紹介しよう。

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中日の谷沢健一は39歳。翌日の横浜球場での大洋中日26回戦を最後に引退している。山本昌は、中日を代表する大打者の最後に間に合ったのだ。

ヤクルトは現日本ハム監督の栗山英樹が1番を打ち、ヤクルト監督の小川淳司も3番若松勉の守備固めで出場している。先発は荒木大輔。古田敦也が入団するのは4年も後のことだ。

中日先発は鹿島忠。6回につかまり1死満塁で山本昌(昌広)が救援したが、広沢に16号本塁打を浴びるなどこの回7失点。鹿島を負け投手にしてしまった。

以後も山本は1軍に定着することはなかったが、アメリカのAベロビーチ・ドジャースに留学してから投球に開眼し、大投手に育っていったのである。

人に歴史あり。山本昌は今季、新たな歴史を築いていくのだ。


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