田辺監督は、ずいぶん焦っていたと思われる。
投手陣 えんじ色は退団、移籍、ブルーは新加入

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昨年のドラフトで、西武は8人の投手を獲得したが、このうち2位の川越誠司、9位の藤田航生を除く6人の投手を一軍で投げさせた。
何とかして新たな戦力を作りたいという意向が見て取れる。

1位の多和田真三郎は一時期ローテを維持、また野田昇吾も救援で頑張ったが、即戦力だったとは言えない。

菊池雄星以降、西武は新しい投手がなかなか出てこない。そのために、無理をしてでも一人前にしたいという意向が見て取れる。
しかし、昨年後半台頭した高橋光成が、今季は118回を投げたものの、ぱっとしなかったのを見てもわかる通り、投手の促成栽培に成功していない。

エースだった岸孝之がFAで移籍。人材流出が止まらない西武としては、若手に期待せざるを得ないが、肝心の育成システムでは日本ハムに及ばないのではないか。

またさいきん、ろくな外国人投手が来ないのも頭が痛い。

良い素材を見つけられない、育てられない。指導者、フロントの能力が問われても仕方ないだろう。


1976年山口高志、全登板成績【スタート出遅れも2ケタ勝利&9S】

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