「圧倒的な戦力」という世評を球団側も鵜呑みにしていたのではないか。
打撃陣 えんじ色は退団、移籍、ブルーは新加入

三軍による育成システム、豊富な資金力などで、ソフトバンクは圧倒的な優位にあると思われた。
事実、昨年中盤まではぶっちぎりではあった。
また、最終的にも83勝を挙げたのだから、強いチームだったのは間違いがない。
しかし、打線では補強すべきポイントでしっかり手を打たなかったのも事実だ。
昨年の打点王、李大浩がMLBに挑戦。その穴を埋めなかったのが一番大きい。カニザレスがDHで使えるという目算があったのだろうが、その期待は早々に消える。
そこにかつての首位打者、長谷川勇也が収まったのは良いが、ポイントゲッターとしては物足りなかった。
また、昨年、球史に残る大活躍をした柳田悠岐は死球禍に悩まされ、成績が下落。とはいっても、今年でもリーグ屈指の強打者の成績だったが、その目減り分が大きかった。
その代わり、一塁に回った内川聖一が100打点を挙げたが、穴は十全には埋まらなかった。
それでも日本ハムのような差し馬が出てこなければ「最強軍団」の看板に瑕がつくことはなかっただろうが、最後は大谷翔平という「最終兵器」の有無の差で負けた感じだ。
毎年、この時期に言っているが「戦力的に優位だから」と何もしない球団は、次のシーズンしっぺ返しを食らう。その点ではフロントの「油断」があったと言えるのではないか。
2015・16年金田和之、全登板成績【2年間で16試合の登板に終わる】

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昨年の打点王、李大浩がMLBに挑戦。その穴を埋めなかったのが一番大きい。カニザレスがDHで使えるという目算があったのだろうが、その期待は早々に消える。
そこにかつての首位打者、長谷川勇也が収まったのは良いが、ポイントゲッターとしては物足りなかった。
また、昨年、球史に残る大活躍をした柳田悠岐は死球禍に悩まされ、成績が下落。とはいっても、今年でもリーグ屈指の強打者の成績だったが、その目減り分が大きかった。
その代わり、一塁に回った内川聖一が100打点を挙げたが、穴は十全には埋まらなかった。
それでも日本ハムのような差し馬が出てこなければ「最強軍団」の看板に瑕がつくことはなかっただろうが、最後は大谷翔平という「最終兵器」の有無の差で負けた感じだ。
毎年、この時期に言っているが「戦力的に優位だから」と何もしない球団は、次のシーズンしっぺ返しを食らう。その点ではフロントの「油断」があったと言えるのではないか。
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コメント
コメント一覧
油断という点では、後付けで言うようですが、昨年のドラフトで高校生ばかり6人も指名したのも油断のひとつだったと思います。それだけ現有戦力に自信を持っていたということですね。
これもよっぽど問題だとも思ってます。
今度こそ、穴は埋まるか。
デスパイネをDHで固定するとして、故障持ちの長谷川は外野で使うのでしょうか。それを見越しての陽岱鋼スルーなのでしょうけど気になるところです。
選手層は厚いが内野陣の高齢化がじわじわと進行しているのは、今年のように競り合いの展開になった場合は不安材料かもしれないです。