毎年、11~12月にやっていたが、今年はMLBのレビューを1月、プレビューを3月にやる予定。
ワールドシリーズに敗北したアメリカン・リーグの、優勝チームの勝率が最低だった、東地区の最下位、タンパベイ・レイズから。完全ウェーバーの恩恵を受けてきた球団だが、その恩恵が一巡して下位に沈んでいる感がある。
左が2015年の陣容、右が2016年、ベージュは移籍、ブルーは新加入。欄外の略称は移籍先、移籍元。薄緑は2016年、MLB初昇格。

ニューヨーク・メッツに移籍した3人の野手は、トレードではなく、それぞれFAになったものだ。チームの低迷を立て直すために、パフォーマンスの低い野手を放出した。
その代わりにローガン・モリソン、ブラッド・ミラー、投手のファーカーをトレードで獲得した。2015年シーズン中にトレードしたデビッド・デヘスースの後にはこれもトレードで獲得したロッキーズのコーリー・ディッカーソンを獲得。
しかしいずれも期待を下回る出来だった。
岩村明憲がいたころのこのチーム(当時、デビルレイズ)は新興チームで弱体だったが、完全ウェーバーの恩恵でよい選手を獲得することができた。
その象徴が、今も三塁を守るエヴァン・ロンゴリアだ。
それによって、優勝争いの絡むことができた。ジョー・マドン監督の時代には2度のリーグ優勝を果たしている。
しかし、チームが勝てばドラフトの指名順は下落する。
その循環によって、MLBの戦力均衡は保たれている。資金力があるか、抜群のGMがいるか、いずれかでない場合はその循環から脱することができない。
今のレイズは循環が一巡して低迷しているということだろう。打撃陣は、何とか立て直そうという努力の跡が見えるは、低迷の時期がしばらく続くと思われる。
1973・74年小林繁、全登板成績【リリーバーとして頭角を現す】
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