何かと日本がらみの話題が多かった。良い投手陣とは言えないが、うまく回転した。

左が2015年の陣容、右が2016年、ベージュは移籍、ブルーは新加入。欄外の略称は移籍先、移籍元。薄緑は2016年、MLB初昇格。

TEX-2016Review-P


ERAでいえば13位の投手陣だったが、ずば抜けた投手はいないものの試合を作る能力に長けていたように思う。

コール・ハメルズが、まずまずの働き。
コルビー・ルイスは6月で投げられなくなったが、ダルビッシュが5月末から復帰。ともにNPBで投げた経験のある2人で1人前という働きだった。

デレク・ホランド、3年ぶりMLBで投げたグリフィン、ペレスは低調だったが、打線の援護もあって勝ち星だけは稼いだ。
二流の先発陣だが、今季はダルビッシュがフルで復活する。伸びしろはあるだろう。

救援陣は、トールソンに代わってクローザーに起用したダイソンが期待通りの働き。
そしてヤクルトから復帰してMLBに初昇格したトニー・バーネットが素晴らしいセットアッパーに。レイズのマイナーから拾ったマット・ブッシュ、アレックス・クラウディオとともに勝利の方程式を作った。

幸運にも恵まれた感がある。

ちなみに2015年、33試合に投げたセットアッパーのアンソニー・バスは、FAになったのち日本ハムに移籍して、先発、中継ぎで投げている。

日本と密接にかかわっているチームだと言えよう。



2016年小川泰弘、全登板成績【2ケタ勝利逃すも、竜退治はおまかせ】

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!