悪い投手陣ではないが、先発の枚数が足りない印象だった。
左が2015年の陣容、右が2016年、ベージュは移籍、ブルーは新加入。欄外の略称は移籍先、移籍元。薄緑は2016年、MLB初昇格。

CWS-2016Review-P


ぱっとしなかったサマージャが出て、オリオールズからゴンザレス、エンゼルスからレイトスが入る。

クリス・セールとホセ・クインタナが200回を投げてエースの働き。2人で30勝22敗。抜群とは言えないが、まずまず働いたと言えよう。
しかし他の投手が今一つ。4月にオリオールズをリリースされてホワイトソックスに来たゴンザレスは、ERAこそましだったが負けが込み、レイトスも6月に投げられなくなる。
たまらず6月にジェームズ・シールズを獲得したが、これが全くの裏目に出た。

救援陣は、デビッド・ロバートソンは、平野佳寿のように「打たれながらもセーブを稼ぐ」スタイルでなんとか投げた。
セットアッパーは、ジョーンズ、デニングス、デュークは計算できたが、全体としては二流の印象。

打線も平凡だっただけに、この地位に甘んじた印象だ。


2016年小川泰弘、全登板成績【2ケタ勝利逃すも、竜退治はおまかせ】

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