2015年の失速は、ひとえに大エースバーランダーの失速によるものだった。
左が2015年の陣容、右が2016年、ベージュは移籍、ブルーは新加入。欄外の略称は移籍先、移籍元。薄緑は2016年、MLB初昇格。

2016MLBreview-DET-P


バーランダーは2013年から年ねんERAが低下していたが、2015年初めてDL入り。復活後も勝ち星に恵まれなかった。

先発の顔ぶれから、シモン、プライス、ロブスタインが移籍。新たにペルフリー、ジマーマンが加わった。
しかしこの出入りはチーム成績のそれほど影響を与えず。

何と言っても復活して16勝を挙げたバーランダーと、4月29日に昇格して11勝挙げ新人王に輝いたマイケル・ふるまーの存在が大きい。
この2人がチームを引っ張った。

救援陣は平凡。ホアキム・ソリアに代わってクローザーになったフランシスコ・ロドリゲスは44セーブを挙げたが信頼感は今一つだった。
昨年素晴らしいセットアッパーだったアレックス・ウィルソンもやや劣化。
他には、ブルース・ロンドンが少し良かったくらいで、見るべき投手はあまりいなかった。

レベルは低くないが、優勝争いをするには補強が必要だろう。


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