韓国ではじめてできたドーム球場は、2日連続でため息で埋まった。




韓国は前日機能しなかった主軸を変えず、下位打線だけを入れ替えた。

オランダは6番までにMLB出身の大物をぎゅっと凝縮させた。明らかに速攻を狙っている。
果たして、シモンズの左前打、プロファーの右本塁打で先行。ボガーツも三塁打で攻め立てる。
短期決戦での先取点の重さを知った采配だ。

韓国は4回に李大浩が初安打。しかし孫兒葉が併殺。3回にも2四球を得るが徐建昌が併殺。さらに8回にも金泰均が二併殺。

2試合で実に6併殺である。走者が出た時にもっとも警戒しなければならない併殺をここまで積み重ねては勝てるはずがない。
韓国は力でねじ伏せる勝利を望む傾向はあるが、ここまで愚かな野球をするのは信じがたい。

オランダは2回に加点、6回にはオランダリーグのオデュバーの本塁打も出て完勝した。

この2つの黒星は、韓国野球の将来に大きな痛手となる。プレミア12で優勝し、大きな期待が集まっただけに、国内に失望が広がっているはずだ。

PoolAの戦績




イスラエルが台湾にも勝って3連勝すれば1抜け、その上でオランダが台湾に負けて、台湾が韓国に負ければ1勝2敗で3チームがならぶ。

1次、2次ラウンドでは、勝率が並んだチームは、以下の方法で順位を決定する。
（A）1位と2位が同率の場合:直接対決で勝ったチーム
（B）3チームが2勝1敗で同率の場合、1位を下記の優先順位で決定し、2位および3位はプレイオフを行う。
1、同率チームとの対戦で、守備1イニングあたりの失点数が少ない
2、同率チームとの対戦で、守備1イニングあたりの自責点数が少ない
3、同率チームとの対戦で、打率が高い
4、WBCIによる抽選
（C）3チームが1勝2敗で同率の場合、上記優先順位で最下位チームを決定。 残り2チームでプレイオフを戦う。

韓国に勝ち抜けの可能性はまだあるが、今日、台湾がオランダに勝たなければその希望は失われる。



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