大接戦だったが、オランダが粘り勝ち。日本以外の東アジア勢の敗退が決定した。

台湾の先発は楽天にいる宋。育成枠で一軍登板はない。1回は三者凡退だったが、2回、バレンティンの今大会初安打を皮切りに失点、4回にはまたバレンティンを皮切りに2失点。シモンズ、プロファー、ボガーツと言う強力なMLB選手は抑えて、他の打者に打たれる。
オランダの先発はジャージェンス。ブレーブスで3度二けた勝利を挙げるも、今は台湾の統一にいる。
3回に2失点。
こうしてみると、台湾、オランダともに良い先発投手がいないことがわかる。このあたりが日本との大きな差だ。
台湾は2番手のヒュアーに襲いかかり張正偉の2ランに林智勝のタイムリーで逆転。
インディアンスのマイナーにいる江少慶が好投し、このまま逃げ切るかと思われたがグレゴリウスのタイムリーで追いつかれる。
最終回、陳鴻文が上がるが三塁失策、死球、安打で満塁。プロファーは浅い右飛に倒れたかと思えたが、その前に日本人塁審がタイムを宣しており打ち直しに。押し出しとなって万事休す。
台湾はよく頑張ったが、やはりこの投手陣では勝ち抜くのは難しい。
オランダは勝つには勝ったが、こちらも投手陣は大したことがない。日本戦にはこの顔ぶれは出てこないだろうが、投手の層の薄さが露呈した。
しかし打線はアメリカ育ちだけでなく、オランダリーグの選手もそこそこやる。非常に手ごわい。
PoolAの現状。

東アジア勢があっさり敗退。日本と並び、WBCに最も熱心だった2国の簡単な敗退は、暗い話題だ。
台湾は実力通りだろうが、韓国はきちんと準備ができていない上に、采配もないに等しかった。この国の今の低迷を反映するような体たらくだった。
KBOの観客動員は好調だが、これではだめだろう。
2013~2016年東浜巨、全登板成績【輝き再び、2ケタ勝利まであと一歩】
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コメント
コメント一覧
この大会での活躍を今後の取っかかりにしたいと考えてる選手は多いのではないでしょうか。
国の盛り上がりは置いといて、チームとしての本気度は実は出場国の中でもかなり高いのでは。
周到な準備、調整をしてきたのではないでしょうか。