勝敗や個々の成績はそれほど気にする必要はないが、藤浪の出来は気がかりだ。

アリゾナ州メサのスローアン・パーク。1.4万人も入っていたようだ。世界一カブスも良い顔ぶれだ。

JPN-CHC


先発はMLB176勝の大投手、38歳のジョン・ラッキーと藤浪晋太郎。

ラッキーの立ち上がり、菊池が一発。上位打線は相変わらず思い切りが良い。
その裏、藤浪は川﨑宗則に安打を許す。川﨑は二盗。ここで曲者、ゾブリストがタイムリー三塁打。
3回にも川崎の四球、盗塁を足掛かりに2失点される。

藤浪は5三振こそ奪ったが、4四球4被安打。8人もの走者を出した。今の藤浪は体の大きさを全く生かしていない。まさに三振か四球か。

筒香は相変わらず打撃が好調。青木、中田翔がややおとなしいのが気がかりだ。
これまで出場が少なかった平田や大野も出場。炭谷は今日出るか。

増井が5回にモンテロの二塁打を含む3安打を打たれた。また、松井裕樹が出世前のボートから本塁打を打たれた。この程度の被安打は仕方がないと思う。
首脳陣は則本を今後も抑えに使いたい意向で、最後に投げさせる。3者三振。しかしこの投手は被本塁打の恐れを常にはらんでいる。

この試合で何かを占うことができるとは思えないが、ちょっと藤浪はきついのではないか。この調子では、準決勝以降は点差が開いていないと使えないだろう。


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