宇宙軍団は第二次ラウンドに入って打線が湿りがちだった。アメリカは投手力が上向き。

ドミニカは予備登録からツインズのエース、エルビン・サンタナを呼び寄せた。
アメリカは、ロイヤルズで昨年は途中から先発に転向したダフィ。

USA-Dom0319


ドミニカは1回、クロフォードの失策を足掛かりに2点先取。これは行ったかと思えたが、アメリカは3回、8番スタントン、9番ルクロイの連打、二死からイェリッチが2点タイムリーで追いつく。

続く4回にはスタントンが2ラン。この試合前まで10-1と"打たんとん"だったが、ここへきて目を覚ました。

予備登録からにわかに召集されて、力を発揮するのは難しいのではないか。チームの帰趨を決する試合にいきなり呼ばれたサンタナには酷な試合になった。

4-2のまま7回に。ここでドミニカはカノの一発が出る。4-3、試合は緊迫度を増したが、その裏、ここまで完璧にセットアッパーの任務をこなしていたコロメが先頭イェリッチを歩かせる。1死後、ホズマ―にぶつける。ここで、ずっと"負かっちぇん"だったマカッチェンが2点タイムリー。これが決定的だった。

ダイソン、グレガーソンと投手をつないでアメリカは逃げ切る。

すっかりチームとしての一体感ができたチームの中に、実力者とはいえ予備登録の選手をいきなり投入するのは無理があるのだろう。

日本の相手はアメリカ。邪魔臭そうに試合をしていたが、ここへきてさすがに上り調子だ。
ドミニカのような圧倒的な強さはないが、難敵であるのは間違いない。


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