どんな話題であってもネガティブなコメントが一定数書き込まれる。
「ネガティブ」とは、私のブログに否定的な意見や批判と言うことではない。誰かを不愉快にさせようという意図をもって書かれるコメントだ。
先日は、私の著書について「出版時には書店にたくさん並んでいたが、今は1冊だけになっている。書店に聞いたら返本したと言っていた」とわざわざ書いてよこした人がいた。
すぐに削除したが、悲しい気持ちがこみあげてきた。その通りだ。出版界は厳しい。私を信じて本を出してくれた編集者や出版社に申し訳ないと思うし、私自身の至らなさを指摘されて、血が流れるような思いがする。
こういうコメントは批判や批評ではなく、直接私を傷つけようという意図で書き込まれる。見ず知らずの人を不快にさせようという目的で、書かれるのだ。

「心無い」とはまさにこういうことだ。
こうした「人を不快にする言葉」は、リアルな人間関係では普通表出することはない。面と向かってそういう言葉を発すれば、相手の激しい反発を覚悟しなければならない。わざわざ「相手を傷つける」ことを意図して口から言葉を吐く人はまずいない。

ネットで人を傷つける人は、自分の匿名性が担保されているから、そんなことをするのだ。自分は絶対に「安全」だと思うから、酷いコメントをするのだ。

しかしそういう人に言っておきたい。多くの人は、たとえ匿名性が担保されていても、自分の身元がばれなくて、安心であっても、だれも見ていなくても、そういうことはしない。
自分の満たされない気持ちを満たすために、相手を傷つけるようなことはしない。

あなたは心に何らかの問題をもっている。人には知られなくても、それは確実にあなたを蝕んでいる。そのことに気が付かなければならない。

「2ちゃんねる」というものがある。私はほとんど見たことがないが、私を批判するスレッドが何本も立っていると教えてくれる人がいた。
中には適切かつ鋭い指摘もあるだろうが、そうでないものもあると思う。「在日」などの虚偽も交じっていることと思う。いわば、当サイトに人を傷つけるコメントを寄せるような人が集まっているのだと思う。
たまにエゴサーチをして、それが上位に来ていることを見ることがあるが、見出しを見るだけで一切読まない。そう決めているので、全く困ることはない。
そこに書き込んでいる各位は、傷つけようと思っている当人が目にすることがない言葉を一生懸命書いていることを知るべきだろう。まさに「徒労」だ。

最近は減ったが、そういう言葉は当サイトにも常に一定数やってくる。それを削除し、IPアドレスをブロックするのが日課になっている。

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ネット社会になって、いろいろな表現が自由になったが、それとともに人間の弱さ、卑しさも吹きこぼれるようになった。

それほど黒い言葉でないにしても、WBCに関しても、何度も「ガラガラだ」とか「いい加減だ」とか言い募るコメンターがいる。そういう人は聞く耳を持たない。
こういう人も自分の意見が言いたいというより、盛り上がりに冷水を浴びせたいという欲求があるのではないかと思う。

残念ながら、その手のコメントでは、人を変えることはできない。それを読んだ多くの人は「あんな風にはなりたくない」と思う。
そして、なおさら今やっていること、好きなことに熱中しよう、没頭しようと思うものだ。
ネガティブでは、人は動かない。そのことを少し理解していただければと思う。

野球に関係のない話をした。多弁失礼。


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