これ、本当に不思議だ。大阪、そして全国でも並ぶもののない両雄だが、履正社はからっきし大阪桐蔭に勝てない。
厳密には、全然ダメと言うわけではない。
公式戦での勝敗は大阪桐蔭の14勝6敗だ、しかし、甲子園の予選は9勝2敗、甲子園出場に直接つながらない試合では5勝4敗、いい勝負なのだが、肝心の大一番になると勝てない。
2015年の大阪府大会、初戦の2回戦で当たったが、履正社は2年生ながら今年のヤクルトドラ1左腕の寺嶋を出して必勝を期したが、1-5で負けた。

昨年の大阪府秋季大会では、7-4で履正社が勝っている。このところ実力では、履正社の方が上ではないかと思ったのだが。
昨日の試合

大阪桐蔭は先頭打者藤原の右越えソロで先制、2回には7番坂之下の右越えソロ、6回には右中間に藤原がまた一発。
履正社は1回は三者三振、2回以降も四球の走者こそ出るが無安打。6回に三塁打が出るが、得点にならず。
あきらめムードが漂っている。しかし履正社は8回2死一塁から3連打で3点を返した。これは盛り上がった。
次の回、9番徳山の代打・西島に左越え2ランが出てあっさり引き離す。気落ちした履正社はなおも失点。
終わってみれば大差の負けだった。
私は昨年、一昨年と履正社高校を取材していたが、岡田監督も選手も口を開けば「大阪桐蔭に勝つ」と言った。
大阪桐蔭は取材していないが、西谷監督は「履正社が」とは言っていないのではないか。
試合前も試合中も岡田監督は怖い顔をしているが、西谷監督はぼんやりしたような笑顔を浮かべている。
岡田監督は一刻の時間も無駄にしたくないように指示を与え、動き回っているが、西谷監督はグランドをぶらぶら歩いていたりする。

意識し過ぎなのではないか。
実力的には互角、あるいは履正社がちょっと上ではないかと思えるが、あまりにもライバルを意識し過ぎて、体が動いていない気がする。
特に先制点を許すことが多く、追いかけるパターンになるとからきしだめだ。
昨日の試合はいい線まで行ったが、まだ大阪桐蔭コンプレックスを覆すには至らなかった。
夏はどうなるのか、注目したい。
年度別チーム第1号本塁打は俺だ! 南海~ソフトバンク編
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昨年の大阪府秋季大会では、7-4で履正社が勝っている。このところ実力では、履正社の方が上ではないかと思ったのだが。
昨日の試合

大阪桐蔭は先頭打者藤原の右越えソロで先制、2回には7番坂之下の右越えソロ、6回には右中間に藤原がまた一発。
履正社は1回は三者三振、2回以降も四球の走者こそ出るが無安打。6回に三塁打が出るが、得点にならず。
あきらめムードが漂っている。しかし履正社は8回2死一塁から3連打で3点を返した。これは盛り上がった。
次の回、9番徳山の代打・西島に左越え2ランが出てあっさり引き離す。気落ちした履正社はなおも失点。
終わってみれば大差の負けだった。
私は昨年、一昨年と履正社高校を取材していたが、岡田監督も選手も口を開けば「大阪桐蔭に勝つ」と言った。
大阪桐蔭は取材していないが、西谷監督は「履正社が」とは言っていないのではないか。
試合前も試合中も岡田監督は怖い顔をしているが、西谷監督はぼんやりしたような笑顔を浮かべている。
岡田監督は一刻の時間も無駄にしたくないように指示を与え、動き回っているが、西谷監督はグランドをぶらぶら歩いていたりする。

意識し過ぎなのではないか。
実力的には互角、あるいは履正社がちょっと上ではないかと思えるが、あまりにもライバルを意識し過ぎて、体が動いていない気がする。
特に先制点を許すことが多く、追いかけるパターンになるとからきしだめだ。
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大阪桐蔭…1983年に大阪産業大学高校の分校として開校するが、5年後に分離独立して大阪桐蔭に改称。
難関国公立大学・私立大学を目指すI類、国公立大学を目指すⅡ類をはじめとする勉強コースと、野球部や吹奏楽部など部活動に専念する生徒が集まるⅢ類に分かれている。I類Ⅱ類生徒はⅢ類とは交流が無いと言う。
高校2年生の時点で高校の履修課程をほぼ終了させるため、水曜は6時限、月曜日から金曜日まで(水曜は除く)が7時限、土曜は毎回5時限まであり、夏休みは2週間、冬休み・春休みは1週間ほどしかない。
男女交際禁止という校則が存在し、男子生徒と女子生徒が一緒に下校しているだけでも校則違反。
…カレッジーノというサイトを見て書いているが、PL学園も70~90年代はこれくらい厳しかったのだろうか?と驚いてしまう。
履正社…1922年に大阪福島商業として創立、戦時中履正社と名乗る時期があったが1955年大阪福島商業高校に。1983年に履正社と改名。2000年に男女共学化。
集約文理コース(I類とⅡ類)、6か年特進コース、普通コース(Ⅲ類)と分かれており6か年コースは部活禁止、野球部は普通コースに属する(運動部や吹奏楽部など強化クラブ指定の生徒はここに入るとのこと)
Yahooの知恵袋に6年前の相談記事が載っているが、ここも校則が厳しい。
髪型、服装、鞄、所持品、生活態度などに細かく禁止事項がある。
校則に男女交際禁止はないが、先生によっては男女が一緒にいると注意されると言う。
卒業生曰く、真面目に過ごせば何も気にならないとのこと。
この相談記事を見て私が感心した校則は⑪使い走り、いじめ厳禁⑱金銭の貸借禁止の2つだけ。自分以外の他人の尊厳を侵したり、直接被害を加えることに対して厳しい態度で臨むのは当たり前のことなのだが、何故か学校現場では教師の都合で見て見ぬふりが横行している…。
両校の校則などをネット検索でコメントしたが、
「ええ、こんな校則イマドキあるの?」
「80年代の管理教育じゃあるまいし」
と思う人がいたかも。
何でこんな理不尽な校則が必要なのか?
理不尽な経験をしたからこそ、野球や社会に出た時に「あの高校時代の辛い経験に比べたら」と力を発揮するという理論がある。
昨年他界した平尾誠二氏の著書に「理不尽に勝つ」がある。
ダイアモンドオンラインで紹介されるなど様々なサイトで紹介されている。
オンラインでは「この理不尽な出来事との出会いが、将来には活きてくるから前向きに取り組もう」の一言で締められている。
平尾氏がラグビーを始めたきっかけは中学で野球部に入ろうとしたが、同級生が球拾いばかりで野球をやらせてくれないことに「昔から日本スポーツ界独特のしきたりが大嫌いだった」ため、ラグビー部を見たら楽しそうに練習をしていたことだと言う。
(sportivaや部活応援サイトを参照)
平尾氏が現役時代、学校では管理教育(公立中学での丸刈り等)が全盛だった。
その後管理教育は修正され、無意味な校則は廃止された。
「無意味な校則のない学校」で育った若者に対して「最近の若い人は理不尽に向かい合う経験を子どものころにしていない。ちょっと壁にぶち当たったり、自分を否定されたりすると、絶望的な気持ちになりがちだ」と批判している。
平尾氏の変節に「バブル世代も若い頃は理不尽に反抗していたのに50近くになると考えが変わるんだなぁ…」とがっかりした記憶がある。
あれから何故、東海地域以西には厳しい校則がある私立高校が多いのか?と自分なりに考えた。(東北や関東など東日本の地域にもあるとは思うが…)
「教育という病」の著者である内田良氏のツイッターに
“校則に「男女交際禁止」っていまでも普通に明記されてるものなんだなぁ。
■生徒心得―大阪桐蔭 中学校高等学校
4.男女交際
・特定の男子生徒と女子生徒が交際することは自他ともにマイナス面が多いため、男女交際は禁止する。2014年12月31日(原文ママ)”
戦後の教育改革で個性ある生徒を育てる、という教育界の言葉は何だったのか?
学校とスポーツって何なんだろう?と思う。
話が脱線した。
厳しい校則については、教師がその根拠や理由を丁寧に説明すべき。
(ごめん、ここからあと、消します。本人からクレームが入りました)
両校にたいする詳細ありがとうございます。
甲子園での紹介を聞くと、対極にある高校のような印象を受けますが、かなり似たもの同士なところがあるんですね。