MLB最年長選手のバートロ・コロンが戦力外になった。
NHK
大リーグで現役最年長だったブレーブスの44歳バートロ・コロン投手が29日に戦力外を通告され、この結果、43歳のイチロー選手が大リーグ現役最年長の選手となりました。
コロンはイチローよりもずっと元気そうだった。
昨年は、15勝8敗191.2回を投げてERAは3.43、43歳とは思えない驚異的な数字を残していたが、今季は2勝8敗63回でERA8.14。40人枠から外れた。
2012年、アスレチックス時代、東京ドームで投げた時はすでに38歳だったが、名人芸とも言うべき登板でマリナーズを退けていた。
コロンは235勝を挙げている大投手だが、それでも活躍しなければ首になる。至極当然だ。

5月生まれのコロンがいなくなれば、同い年の10月生まれのイチローが最年長になる。いいことでもなんでもない。

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今年のイチローは96打数21安打2本塁打8打点0盗塁 打率.219、投手と野手で比較はしづらいが「イチローの方がいい成績」とはとても言えないだろう。
2年契約の途中ではあるが、戦力として考えればリリースされても全く不思議ではない。

イチローが首にならないのは、一つには200万ドルという年俸の安さ。コロンは昨年725万ドル、今季は1250万ドル。年俸に見合った成績があげられなければ、首になるのだ。

もう一つはMLB3000本という実績。コロンが野球殿堂入りする可能性はほとんどないが、イチローは当確とされる。
平たく言えば「偉大な選手だから、成績が悪くても、やりたいだけやらせてあげよう」という空気があるのだ。日本社会であれば、そういう空気は大部分の人に理解されるだろうが、アメリカではそうは思わない人もいる。
「イチローは、メジャーでプレーする力がなくなっているのに、お情けでプレーしている」と思っている人も多い。

さらに言えば「イチローについて褒めれば、日本のメディアが飛びつく」という現象もイチロー現役続行にプラスに働いているかもしれない。
日本だけではないが今の大衆は「バッドニュースはスルーして、グッドニュースだけ聞きたい」傾向にある。
ろくに事実関係も調べずに「イチロー凄い」と言いたい日本人のために、イチローは打席に立っている。

私はうれしくもなんともないし、みっともないと思うが、他の人がどう思うかは勝手だ。またイチロー自身がどう思うかも自由だ。

しかしコロンがいなくなることで、イチローには「最年長」という称号がついて回る。
それだけネガティブな評価もされやすい。
「働いていないのに、一人だけ優遇されている」
「若い選手にチャンスを与えるべきだ」
という声が起こっても何ら不思議はない。実力の世界に、それ以外の要素で存在し続けている選手という評価が定まるのではないかと思う。

これから大当たりするのなら文句はないが、この情けない成績で現役を続行するのなら「しがみついている」という印象を与える。晩節を汚すとはこのことだ。

いよいよ引退を考える時が来たと思う。


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