サンデーモーニングで張本勲がこう言った。
「問題はイチロー。来季、打率2割1、2分でやりますかね? 私はやめると思いますよ」
これは、一もにもなく同感だ。
現在のイチローに対する私の最大の不満は、
「普通の選手ならとっくにクビになっている成績なのに、メジャーでプレーしている」ことに尽きる。

日本では、イチローは「代打の切り札」「4番目の外野手」「若手のお手本」として高い評価を受けていると思われているが、MLBでは「4番目の外野手」はともかく、それ以外のポジションはない。
オマー・ビスケルが、晩年、内野の控えとして各チームを転々としていたことがあった。これは若手野手を指導する役割を帯びていたと言われたことがあった。
しかしビスケルは一度はマイナー契約から這い上がっている。また毎年のようにチームを変えている。
いずれも「MLBの市場原理」にのっとったものだ。その結果として「若手のお手本」的な役割をしたがそういうステイタスがあるわけではない。
ジェイソン・ジアンビもアスレチックスを放出されて、以降は毎年のようにマイナー契約を結んで現役を永らえた。彼も結果的に「代打の切り札」の役割を果たしたが、それはあくまで「結果的」なものだった。
イチローは41歳の時にマーリンズとメジャー契約をした。以後、成績は芳しいとは言えないが、なぜか契約がつながり、現時点では2018年までプレーできることになっている。
これはマーリンズがジャパンマネーを引き込みたいため、とか、注目を集めたいため、とか言われているが、異例のことであるのは間違いない。
普通であれば、現役続行したいのであれば、マイナー契約から這い上がるべきところを、なぜか優遇されている。
全盛期のイチローに心酔していた私にすれば、そういう「やわらかい座布団」を用意してもらって、そこに乗っかっているイチローが残念で仕方がない。
昨年の成績はまずますではあったが、MLBの市場原理で考えれば、42歳でこの程度の成績ならば、若手にチャンスを与える可能性が高いと思う。
イチローよりも年長のバートロ・コロンは昨年191.2回、15勝8敗ERA3.43をマークした。これは野手でいえば650打席に立って200安打20本塁打を打つようなものだ。年齢を加味してもメジャー契約をして当然の数字だ。
しかしイチローの成績は「40歳過ぎとしては」大したものだが、あくまで控え選手の数字だった。
イチローはビスケルやジアンビの最晩年と同じ状況に差し掛かっている。WARは-0.6である。まだ契約は1年残っているが、チームも身売りが決まりそうであり、契約の見込みは薄い。
来年、彼がマイナー契約から這い上がることを選択するのなら、私は全力で応援したいが、実力以外の要素で契約をするのは、もうやめてほしいと思う。
1968年のセ・リーグ投手陣 リリーフ詳細版
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
好評発売中!


「普通の選手ならとっくにクビになっている成績なのに、メジャーでプレーしている」ことに尽きる。

日本では、イチローは「代打の切り札」「4番目の外野手」「若手のお手本」として高い評価を受けていると思われているが、MLBでは「4番目の外野手」はともかく、それ以外のポジションはない。
オマー・ビスケルが、晩年、内野の控えとして各チームを転々としていたことがあった。これは若手野手を指導する役割を帯びていたと言われたことがあった。
しかしビスケルは一度はマイナー契約から這い上がっている。また毎年のようにチームを変えている。
いずれも「MLBの市場原理」にのっとったものだ。その結果として「若手のお手本」的な役割をしたがそういうステイタスがあるわけではない。
ジェイソン・ジアンビもアスレチックスを放出されて、以降は毎年のようにマイナー契約を結んで現役を永らえた。彼も結果的に「代打の切り札」の役割を果たしたが、それはあくまで「結果的」なものだった。
イチローは41歳の時にマーリンズとメジャー契約をした。以後、成績は芳しいとは言えないが、なぜか契約がつながり、現時点では2018年までプレーできることになっている。
これはマーリンズがジャパンマネーを引き込みたいため、とか、注目を集めたいため、とか言われているが、異例のことであるのは間違いない。
普通であれば、現役続行したいのであれば、マイナー契約から這い上がるべきところを、なぜか優遇されている。
全盛期のイチローに心酔していた私にすれば、そういう「やわらかい座布団」を用意してもらって、そこに乗っかっているイチローが残念で仕方がない。
昨年の成績はまずますではあったが、MLBの市場原理で考えれば、42歳でこの程度の成績ならば、若手にチャンスを与える可能性が高いと思う。
イチローよりも年長のバートロ・コロンは昨年191.2回、15勝8敗ERA3.43をマークした。これは野手でいえば650打席に立って200安打20本塁打を打つようなものだ。年齢を加味してもメジャー契約をして当然の数字だ。
しかしイチローの成績は「40歳過ぎとしては」大したものだが、あくまで控え選手の数字だった。
イチローはビスケルやジアンビの最晩年と同じ状況に差し掛かっている。WARは-0.6である。まだ契約は1年残っているが、チームも身売りが決まりそうであり、契約の見込みは薄い。
来年、彼がマイナー契約から這い上がることを選択するのなら、私は全力で応援したいが、実力以外の要素で契約をするのは、もうやめてほしいと思う。
1968年のセ・リーグ投手陣 リリーフ詳細版
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
好評発売中!
コメント
コメント一覧
デビュー間もないイチローが今のイチローを見たらリスペクトの気持ちを持てないでしょう。
もう充分だよっ。お疲れさま
誰かイチローにそう言える人はいないのでしょうか
そして、19さん。上手いこと言いますね。
確かにあの頃のイチローが、そういう年寄り選手を尊敬できたかどうか。
自分もいいトシこいて身体を鍛えたり、若い子に混じってスポーツしますが、体力的についていけてるなと思っても、昔のように動けているはずもないわけで。とくに若い頃とどの程度劣っているのかだんだん分からなくなってくるので、そこが老いなんでしょうね。
けど確かに特別待遇は頂けませんね。
マーリンズ、オプション破棄も出来る契約だったら自然そうなるでしょうが。
今のイチローなら今の自分に関して、そう言ってのけそうな気がします
実際、実力や実績をつければそれに伴って待遇が上がっていく
過去の実績がある人間と実績がない人間の扱いが全く同じなどということはありえない
その延長線上に自分がいるのだとイチローはいう気がします
そしてもしイチローが若い頃の自分に出会ったとしたら「ここまで這い上がってこい」ともいうのではないでしょうか?
「守備と走塁はいまだにトップクラスであり、それらの貢献度を考えれば十分戦力になっている」というのもよく見ます。実際の現時点でのイチローは43歳にしては相当動けるけどトップクラスというには程遠いしミスも増えた、そもそも今季は守る機会も走る機会もほとんど無いから貢献度なんて微々たるものであると思いますが。
私はやめると言うのが「自分の意志で」ということなら、大きな故障を抱えるか、今以上にもっと成績が落ち込み本人の自信が徹底的に打ち砕かれでもしない限りないと思います。
経営が変わるならリリースされる可能性が高まりそうですが、もし来季のメジャー契約が不可能になったらどうするのか?マイナーからの昇格を目指すのか、NPBを含めた他国のトップリーグで働き場を探すのか?それとも今度こそ引退か?そうなった時には稀代のアスリートの動向に大いに注目したいですね。
サンデーモーニングで、谷繁はボロボロになるまでやってほしいみたいなことを言ってました。しかし、イチローが凄いプレーをしてきた選手だからこそ、ボロボロの姿を見せるまでに、サッパリと辞める方がカッコイイと思います。
名選手のボロボロの姿を見るのは、金本でたくさんだという思いもあるのですが。
最近は、自分が納得できるまで、ボロボロになるまでやりぬきたいという考え方が主流になっているような気がします。
かつては、王や山本浩二が、20~30本くらいホームランを打っていながら40歳で引退しています。年齢とか、プレーに納得いかないとか、引退の理由はいろいろでしょうが、いま数字を振り返ると、まだまだやれたんではないかな…と思います。
彼らが今の選手であったなら、引退を選択していたでしょうか。興味があります。