「すべての子供に野球の普及活動をしても、野球界は市場を失うと思う」という意見があった。
史上を失うとは「シェア」の問題だと思うが、すでに少年のスポーツ市場では、野球はシェアを失っている。リーダーの座から落ち、フォロワーになっている。このまま手をこまねいて、何もしなければ、さらにシェアを失い、ニッチになる。
昔は、子どもたちへ向けたスポーツの普及活動など存在しなかった。
子どもは勝手にスポーツごっこをしてスポーツに親しんだ。そしてその多くは野球だった。テレビをつければ野球しかしていなかったからだ。
オリンピック時期などに少しバレーが人気になったことがあった。雪の古地域ではウィンタースポーツがあった。
しかし、それらはごく限定的だった。
バレーボールの指導者は「いい素材を見つけても、ほとんどが野球に行った。野球の人気はけた外れだった」といった。
ラグビーの指導者も「我々がどんなに世界で頑張っても、プロ野球のニュースにはかなわなかった」
といった。
そういう他のスポーツは、ジャンルの存続をかけて普及活動を始めたのだ。サッカー然り、バスケットボール然り、何もしなければもともと野球に流れていくはずだった子どもたちは、みんなそっちへ流れていく。「草刈り場」の状態がずっと続いていたのだ。

野球界がこれに気づいて普及を始めたのは2~3年前だ。プロ野球の上層部やアマのトップの人たちは、まだその危機に気がついていないが、現場を預かる人たちが、それに気づいて一生懸命やり始めたのだ。
しかし、こうした流れはすぐに止めることはできない。頑張って普及活動をつづけたとしても、あと10年ほどは野球の競技人口、そしてファン人口はシュリンクし続けるだろう。
怖いのは、そういう事態が進行して、地滑り的にプロ野球やアマチュア野球の屋台骨が崩れることだ。その可能性はあるが、その部分は経営者にゆだねないとどうしようもない。
ここ10年、20年の間、地道に野球の普及活動をやって、シェアの減少を食い止める、それと並行して野球界の改革が進むのが理想的だ。
「普及活動なんかやっても意味がない、どうせ市場を失うんだから」というのは、無責任な意見だと思う。意味がないなんてことはない。絶望的に見えても、それしか生き残る道はない。

2017年則本昂大、全登板成績【5年連続2ケタ勝利に4年連続奪三振王】
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子どもは勝手にスポーツごっこをしてスポーツに親しんだ。そしてその多くは野球だった。テレビをつければ野球しかしていなかったからだ。
オリンピック時期などに少しバレーが人気になったことがあった。雪の古地域ではウィンタースポーツがあった。
しかし、それらはごく限定的だった。
バレーボールの指導者は「いい素材を見つけても、ほとんどが野球に行った。野球の人気はけた外れだった」といった。
ラグビーの指導者も「我々がどんなに世界で頑張っても、プロ野球のニュースにはかなわなかった」
といった。
そういう他のスポーツは、ジャンルの存続をかけて普及活動を始めたのだ。サッカー然り、バスケットボール然り、何もしなければもともと野球に流れていくはずだった子どもたちは、みんなそっちへ流れていく。「草刈り場」の状態がずっと続いていたのだ。

野球界がこれに気づいて普及を始めたのは2~3年前だ。プロ野球の上層部やアマのトップの人たちは、まだその危機に気がついていないが、現場を預かる人たちが、それに気づいて一生懸命やり始めたのだ。
しかし、こうした流れはすぐに止めることはできない。頑張って普及活動をつづけたとしても、あと10年ほどは野球の競技人口、そしてファン人口はシュリンクし続けるだろう。
怖いのは、そういう事態が進行して、地滑り的にプロ野球やアマチュア野球の屋台骨が崩れることだ。その可能性はあるが、その部分は経営者にゆだねないとどうしようもない。
ここ10年、20年の間、地道に野球の普及活動をやって、シェアの減少を食い止める、それと並行して野球界の改革が進むのが理想的だ。
「普及活動なんかやっても意味がない、どうせ市場を失うんだから」というのは、無責任な意見だと思う。意味がないなんてことはない。絶望的に見えても、それしか生き残る道はない。

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コメント
コメント一覧
なぜ下げ止まると思いますか?
私は下げ止まるとは思っていません。
広尾さんの野球離れの文章からは野球衰退を警告はあれど、「今の市場規模を維持したい」「ダウンサイジングするとしてもこのラインであってほしい」「日本スポーツ界の立ち位置はここはキープしたい」といった願望が見られなかった気がしたので伺ってみただけです。素朴な疑問というやつです。
何度もこのブログで言ってきていますが、企業でいう撤退戦略を考えるべきだと思います。
なぜ今と同じ指導者が普及活動をすると思うのですか?もうそんな人、どんどん減っていますよ。
具体的には独立リーグの球団の規模感でうまく運営できるようになってほしいということですね?
もはや週末に行う野球教室程度では到底追いつけないように感じました。
やはり地道な普及活動だけではなく、NPBが重い腰を上げて、野球界一体となって活動しないと取り返しのつかない時期にきているのではないでしょうか。
あなたは初めて知ったようですが、野球の普及活動は、キッズプロジェクトをベースに考えるべきだと思っています。
そのためにサッカー協会にも取材を始めています。昨年、東大で行われた野球科学研究会では、サッカー協会の関係者が教育について発表をしました。
地道な活動を統括組織で展開すべき時期に来ていると思います。
撤退戦略はそれだけではないですよ。
サッカー界と野球界のクロスオーバーなど、いろいろな方策が考えられます。
まぁサッカー界はマスメディアと深く結びついている現在の野球界とは関わりたくないように見えますけどね。
メディアとの癒着関係も撤退戦略の中で極力薄くなることを切に願います。
ぜめてもう少し情報を仕入れってから意見を言うべきでしょう。
何も知らないようにお見受けします。
新潟アルビレックスはすでに野球、サッカー、など複合的なスポーツ事業を展開しています。
Jリーグの100年構想は「サッカーだけでなく他のスポーツも含めた、スポーツ拠点を全国に展開する」ことを目標にしています。
今年、滋賀県にできた「滋賀ユナイテッド」も、野球の次にサッカークラブを設立する予定です。
多くのサッカー界の人が、野球との融合を口にしています。
>多くのサッカー界の人が、野球との融合を口にしています。
私は社交辞令だと思っています。
仮に本当だとしても、野球との融合は新潟がそうしたようにサッカーの女子チームを傘下に置いて、バスケとの関係を深めた後にどうなるかなくらいに思っています。
前エントリー「当事者意識の問題」での私とのやりとりを受けての更新かと思われますので、正確を期すべく、遅ればせながらコメントをさせていただきます。
>「すべての子供に野球の普及活動をしても、野球界は市場を失うと思う」という意見があった。
正確には「今のマーケット(市場)を失う」(当該コメント19参照)になります。
「今」が抜けていると、野球の市場そのものが失われるような誤解を与えかねないので、微妙なニュアンスにつき正確な引用をお願いしたかったところです。
で、「今」の市場に拘るのも、ファンマさまの冒頭のご質問にもリンクするのですが、私は市場規模の縮小を最小限に食い止める上での対策を模索する立場で発言しているからです。
市場が失われていくということは、野球場はもちろん、専門店やメディア等、野球に関連するあらゆるインフラやコンテンツを同時に失っていくことにもなる訳で、一旦失った市場を取り戻すことは、新たな市場を作るよりも一層の困難が付きまとうことになります。
だからこそ、まだ野球の市場が残されている間に、利用できるインフラやコンテンツを最大限に活用し、対策を講じる必要があるのではないかとの思いでいます。
故に対子供への普及同活動だけでは、野球離れを食い止めるには不完全だと発している次第です。
したがって、当エントリーの文末にある「普及活動なんかやっても意味がない、どうせ市場を失うんだから」を私の発言としてお書きになられているのだとしたら、歪曲も甚だしいと言わざるをえません。
私自身は、今行われている普及活動が実を結ぶ(市場規模の縮小を最小限に抑えた野球離れ対策となる)ようにするためには、何が必要かの観点でもって、一貫したコメントをさせていただいているつもりですので、誤解なきよう、この場を借りて改めてお伝えしておきます。
単に個人的にそう思っているだけで、根拠なしですね。
どこかにそういう意見がありましたか?
サッカー界は小宮山悟さんや、楽天の販売戦略を企画した並木裕太さんを理事に迎え入れています。社交辞令ではこういうことはしないと思いますが。
今の経済規模は、しばらくは維持できます。球場にお客は入っているし、社会の注目度は高い。
しかし、その人気、経済を、マーケットの拡大無くして維持することはできません。
そのためには、次世代マーケットの拡大以外には、方策はありません。
そこに全力を集中すべきでしょう。
現在のマーケットは、2500万余という観客動員から見ても過去最大級に広がっています。この部分への対策は、打ちすぎるくらい打っています。
さらに何をせよと言っておられるのかがわかりません。具体的なプランがないのでは、これ以上議論できない。
失礼しました。
広尾さま
では、広尾さまにお尋ねさせていただきます。
子供達が普及活動によって野球に関心や興味を覚えたとして、その先はどうなるのですか?
彼らの関心を引き続ける具体策はすでに出来上がっているのですか?
仮に、次世代マーケットが確立できたとしても、今のままでは、彼らが年齢を重ねる毎に野球から離れていき、年代が上がっていくにつれマーケットが先細りしやしませんか?
いくら中高生の野球が変わってきているとはいえ、子供達の成長のスピードに追い付ける形で変わってきているのですか。
今の野球界は、その是非はともかく、エリートを作ることには成功していますが、そこから漏れていく、その他大勢の経験者や野球好きをフォローする取り組みがあまりに少ないのではないですか?
野球離れの本質はそこにあると考えるのですが、いかが思われますか?
それこそ、普及活動によって興味を覚えた子供達が、運悪く、古い体質の残る地元の少年野球や中高野球部に入ってしまおうものなら、好きになるどころかむしろ嫌いになる可能性も大いにあるかと思われますが、それでも構わないのですか?
子供達への普及活動がこれからの野球界の歩みとして、大きな第一歩であることは疑いようはありません。
がしかし、それは目標を目指しての第一歩でなければならないのではないですか?
目標無き第一歩は、ただ彷徨うことにしかならないと思うのですが...
少なくとも、広尾さまのお話を伺う限り、そういった地図はご提示いただけてないように思います。
今のままでは、普及活動によって野球好きになった子供達の5年後、10年後の姿が、残念ながら私には目に浮かんできませんが、
広尾さまの目にはどのように映っているのでしょうか?
私のブログだけを唯一の情報源としてそういっておられるのだとすれば、残念なことです。それも全部、読んでくださってはおられないようです。
問題意識はコメント上だけなんでしょうか?
少し調べれば、中学、高校の野球の指導法が大きく変わりつつあることもわかると思います。
私は今、あるプロ野球球団の幹部の方が主宰される、野球の改革を目指す指導者、ライターなどのグループに属し、情報交換をしています。
まだアウトプットは限定的ですが、そういう情報も少しずつ出していくつもりです。
もちろん、改革派はまだ少数ですが、何もしていないわけではなく、着実に変化しつつあります。
改革の本丸の老人たちは悩ましい存在ですが、希望はないわけではない。
また、ここから始めないと、何も始まりません。
本当に問題意識をお持ちなら、取材の現場にご案内してもいいですよ。
何か勘違いをされてらっしゃるようですが、私が問題意識を感じたのは、野球離れではなく、こちらのブログでの広尾さまがお書きになられている内容に対してです。
ましてや、私の書き込みを歪曲しているかのようなエントリーを上げられたので、疑問を呈しているに過ぎません。
加えて、広尾さまのような野球を飯のタネにしている人間ではないので、当事者意識を持つ立場の人間でもありません。
私は野球離れを憂ている、単なる野球好きのしがないおっさんです。
したがって、野球離れに関する見識は広尾さまの方が遥かにお持ちなのは当然のことかと。
だからこそ、私が疑問に感じたことをお尋ねさせていただいたのですが、あまり期待したお答えはいただけてないように思います。
むしろ、広尾さまと同等、もしくはそれ以上の野球の情報量を持っていないと議論に参加してはいけないような態度をお示しになられていて、普及活動の必要性を説く態度とのギャップを感じずにはいられません。
私なぞ、野球に関する造詣の深さやその熱意については広尾さまの足元にも及びませんし、その発信力と行動力にはただただ敬服するばかりです。
だからこそこちらのブログを覗かせていただいている訳なのですが、しかしながら、こと「普及活動」に限って言えば、あまりに甘い認識のように思えて仕方がないので、物申している次第です。
17コメントでお尋ねした
>子供達が普及活動によって野球に関心や興味を覚えたとして、その先はどうなるのですか?
>彼らの関心を引き続ける具体策はすでに出来上がっているのですか?
>子供達の成長のスピードに追い付ける形で変わってきているのですか。
>運悪く、古い体質の残る地元の少年野球や中高野球部に入ってしまおうものなら、好きになるどころかむしろ嫌いになる可能性も大いにあるかと思われますが、それでも構わないのですか?
これら問いに対して直接的な回答をいただけてない変わりに「大きく変わりつつある」と仰っています。
はっきり申し上げて、普及活動を行う上で、このような無責任は態度はどうなのかと。
畑を耕し、種を蒔くのであれば、水をやり、肥料を与え、実るようにすることが、種を蒔く者の責任なのではないですか?
子供達を巻き込んでおきながら、その先は「変わりつつあります」って、普通の親なら安心して野球界に子供を託せるとは思えない姿勢だと考えるのですがいかがでしょうか。
前のエントリーでもコメントさせていただいたように、子供達にとっては、野球離れの現状なぞ大人の事情でしかなく、彼等には一切関係の無い話であって、単純に野球が面白いと思ってもらえるか、そして好きでいて続けてくれるかが一番大事なのではないですか?
にもかかわらず、かような子供達からの視点が後回しになり、大人達の事情が先行しているかのような普及活動に感じられる点を問題提起させていただいているのが私のコメント全般の趣旨であり、このことは「野球離れ」云々ではなく「普及活動」そのものの捉え方の問題なのだと思っています。
そういった私の考えが、思うように広尾さまに届いていない感じがするのは残念ではありますが、もはやこれ以上、無駄にコメント欄を消費するのもどうかと思いますので、後は関心をもってコメント欄をご覧になっている方がいらしゃれば、それぞれにお考えを巡らせていただければと思います。
>本当に問題意識をお持ちなら、取材の現場にご案内してもいいですよ。
大変、光栄なお誘いではありますが、しがないおっさんの問題意識など相手にしてもらえるレベルではありませんですし、今すぐにでも解決しなければならない家庭内の問題が山積しておりますので、今回は遠慮させていただきます。
あと一点。
広尾さまのブログは、舌鋒優れた批判的なエントリーをお書きになられるのに、ご自身の批判に対しては湯気が出やすく不寛容な側面を見せることもしばしばかと。
まぁ、それも広尾さまのブログのエンタメ要素の一つだと思ってはいますが、こと普及活動においては、かような姿勢は、むしろ水を差しかねないのではと、余計なお節介ながら心配を抱いております。
いずれにせよ、私のコメントにも不快に思われることもあるかとは存じますが、野球好き故に発しているコメントと思ってご容赦いただければ幸いです。
以上、長々と失礼いたしました。
本当に、高みの見物なのは残念なことです。
敬服していると言いながら、野球普及に関する不備を次々と遠慮なく指摘されるのは、モンスタークライアントを想起させます。
御承知の通り、いろんな対策はまだ各方面で少しずつ始まったばかりです。統括団体もなく、経済的な支援も十分でない中で、野球関連のいろいろな団体や個人が警鐘を鳴らし、少しずつ動きつつあるところです。
>子供達が普及活動によって野球に関心や興味を覚えたとして、その先はどうなるのですか?
>彼らの関心を引き続ける具体策はすでに出来上がっているのですか?
>子供達の成長のスピードに追い付ける形で変わってきているのですか。
>運悪く、古い体質の残る地元の少年野球や中高野球部に入ってしまおうものなら、好きになるどころかむしろ嫌いになる可能性も大いにあるかと思われますが、それでも構わないのですか?
そういう課題について、心ある関係者が知恵を出し合い、意見交換をしているところです。できていないことも多々あります。でも、考えていないわけではない。できることからやろうとしている。
手ぬるくても、生ぬるくても、そこからしか始めようがない。
最近は、高校野球の元監督が、新しい指導法について野球指導者にボランティアで講義をしています。場所を借りるのもカンパ、みんな手弁当で。
球団などの取り組みと、こうした現場での取り組みは、まだ一体化していませんが、それもまとめるべきではないか、と思う人が増えています。
グランドデザインを組み人はまだいませんが、桑田真澄さん、小林至さん、馬見塚尚孝さんなどが「理念の再構築」を口にしておられます。
現状で、子どもたちに確たる未来像が提示できないから、それが無責任だからと言って責められても、それは仕方がない。
全ておぜん立てができるまで、無責任な普及活動はするな、と言われても、それを待っていては、野球は衰退する。
野球が衰退しても子供には痛くもかゆくもないと言い出せば、すべて終わってしまう。
子どもたちの次の段階も、野球改革は始まっています。その部分は岩盤が篤いですが、慶應高校の野球部など、ずいぶん新しいことを始めています。
サッカーだって、もとはそういう形で改革を進めた。確かに初めに「理念」があった点は、野球とは大きく違いますが、今の野球の体質を考えれば、それも仕方がない。新しい「理念」ができるまで、何もしないというわけにもいかない。
野球の新しい普及活動のステップで、子どもたちを巻き込んでいくことが教育上好ましくないとは思えないし、おそらく改革は最初のエッセンスの部分が一番熱いので、不完全でもそういう部分にふれた子供は幸せだと思いますが。
別に、何もしない、する気もない方でも、当サイトで意見を言っていただけるのはありがたいし、懸念を表明されるのも感謝しますが、なぜそんなに居丈高に言われるのでしょう。
「何もできていないじゃないか」そんなことはないです。
あなたは現場で頑張っている人が、馬鹿に見えて仕方がないようですが、ずいぶん悲しいことです。
私も一人で腹を立てたり、悲しんだり、ネット上で喜怒哀楽を出してしまいます。至らないこと甚だしいです。それを楽しんでいただくのは勝手ですが、そこまでいうのなら高みの見物をしているお利巧さんにも、少しは問題意識を共有してほしいと思います。
率直に言ってこのブログだけ読んであれこれ言うだけの人に、コメントを返すのが空しくなります。
私は何一つ手伝うことはできませんが、地域で始まったそんな取り組みを取材し、メディアにアップしていきます。
胸の内をお伝えいただくようなレスポンスをありがとうございます。
踏まえて、私なりにも思うところがあるのですが、しばらくネット環境から離れますので、時間をおいてコメントさせて下さい。
少々長くなりますがお許しください。
まず最初に、ネット上のコメントにおけるコミュニケーションに関して、色々と嘆かれていらしゃいますが、野球離れの危機意識ひとつ取っても、不特定多数の読者を相手にする以上、立場や価値観、考え方は様々な訳で、意識の差はあって当然なのではないでしょうか。
ネット上で所在を明らかにして活動なされている分、その気苦労はお察ししますが、こればかりは私がどうのこうのとの話ではないと思います。
ただ、実際に広尾さまとお会いしてお話ししていたのなら、議論の展開も変わったかもしれないですし、私に対する印象も違っていたかもしれませんね。
ちなみに、自分ではそんなつもりではないのですが、私を居丈高だと仰るならば、広尾さまも十分に居丈高な方だと思いますよ。
それと、高見の見物に感じられるのは、それこそ立場の違いとしか言いようがありません。
まぁ、物事を俯瞰して見るタイプだとは思いますが、逆を言えば、広尾さまがそれだけ野球界の現場側の人間なのだと思います。
そもそも私のコメントの出発点は、広尾さまの仰る「野球離れ対策」には普及活動の一貫性と子供達の視点が著しく欠けているのではないかと感じ、広尾さまに問うたところから始まっています。
ところが、広尾さまからは、現場は「変わりつつある」「個々に努力している」といった類の返答をいただくこばかりで、私の問いに対する直接的なお答えはいただけなかったと認識しています。
なので、私からすれば、広尾さまには私の質問がちゃんと伝わっているのかな?もしくは、一貫性や子供達の視点を軽んじているのでは?との疑いが浮かんでしまう訳で、じゃぁ別のアプローチで伺ってみよう、となっていった次第です。
しかし、そこでも同様に、いかに変わろうとしているかを語られることから、より突っ込んだ質問をすると、アナタはブログを全部読んでいないとか、普及活動の現状を分かっていない、というような開き直りとも取れる態度を示され、私からしてみればもはや困惑するしかありません。
加えて「普及活動なんかやっても意味がない、どうせ市場を失うんだから」とか「あなたは現場で頑張っている人が、馬鹿に見えて仕方がないようですが」といった、私が一言も発していないセリフを歪曲する始末。
これでは答えてもらえないどころか、議論の積み重ねにもならないし、果たしてこの人に普及活動の一端は担えるのだろうか?との印象を抱かざるを得なくなったというのが、私サイドから見た、一連のやりとりとなります。
>現状で、子どもたちに確たる未来像が提示できないから、それが無責任だからと言って責められても、それは仕方がない。
>全ておぜん立てができるまで、無責任な普及活動はするな、と言われても、それを待っていては、野球は衰退する。
普及活動における悩ましさと焦りがよく伝わっくるお言葉です。
即ち、私が抱いていた問題点は、実は百も承知の上での普及活動なんだなと。
であるのなら、最初から一貫性や子供の視点を重要視するよりも、不備な普及活動でも優先させることの方が重要なのだといったような、真正面のお答えいただければ、ここまでコメントを消費しなくて済んだのに、とも思ってみた次第。
いずれにせよ、野球離れの危機感を抱いている現場の方々の苦悩は計り知れず、加えて、広尾さまも現場の方々と一緒の気持ちでおられるのだなというのがよく分かりました。
と同時に、ここが広尾さまと私の相違点なのだなということも整理出来ました。
場合よっては、野球離れを食い止めるどころか、野球嫌いを生み出し、むしろ野球離れを加速させてしまうかもしれないリスクを抱えていることにもなる訳で、本来、排除しなければいけないリスクだと思うのですが...
っと、ここでと、ちょっと想像していただきたいのですが、もし私が、野球に興味を持ち始めた小学生の男の子を持つ父親だったらどうします?
親子で参加した野球教室でのびのびと楽しんでいる子供を見て、この先、野球をやらせたらどうなるのだろうと考え、子供の身を案じながら、コメント欄でやりとりをしていたとするならば...
そんな私に向かって、広尾さまは、まるでモンスターペアレンツみたいだと言うのでしょうか?
そして私は、この先、子供に野球をやらせたいと思うのでしょうか?
教育現場に「ラグビー」浸透中 協会理事が語るこれからの普及育成プラン
https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201711090010-spnavi
ワールドカップの機運、統一組織の存在など、野球界と単純な比較は出来ませんが、記事にある普及活動プランは、よく理解出来るものでした。
どこまで実現するかは別の話ですが、少なくとも、一貫性や子供の視点を感じさせる普及活動のプランだと思います。
なぜ、野球より遥かにマイナーで、環境も劣るラグビーにプランニング出来て、野球界では出来ないのでしょうか。
現場を知る広尾さまに、是非、掘り下げていただきたいところです。
いずれにしましても、私としては全く本意ではないのですが、広尾さまの私に対する憤りを十分感じるコメントに、少々へこたれております。
ただ、本来、憤る相手は私ではなく野球界のようにも思うのですが、いかがでしょうか。
別にあなたと個人的に親しくなりたいとは思っていないので、意見の相違がああってもかまいません。
まあ、お利巧さんが、客観的に、何の思いれもなく意見を述べればそおうなるでしょうなあ、という感じです。
野球に興味を持ち始めた子供を持つ父親が、子どもに野球をやらせるのを躊躇するとすれば、その父親が野球好きではないということでしょう。
いろいろ問題がありつつも、、野球が好きで、その将来に明るい展望を持っている人なら、慎重に学ばせる場所を選んで野球をさせると思います。
もうすでに、そういう施設は図分ありますので。
野球離れの要因の一つに、親世代が抱くマイナスイメージもあったかと思うのですが...
それこそ、興味を覚えた子供達やその親に示すべくビジョン無くして、どうやって明るい展望を抱かせることが出来るのか?
広尾さまが言うほど利口ではないので、私には理解できません。
だからこそ、ラグビーの普及プランニングを引き合いに出して問うてみたのですけどねぇ。
う~ん、野球離れ対策における普及活動に広尾さまが何を思い描いてらっしゃるのか、益々分からなくなってしまいました。
いずれにしましても、モンスタークレーマー呼ばわりされてまで、コメントを続ける理由はありませんので、これにて失礼させていただきます。
長らくお付き合いいただきありがとうございました。
ご愛読ありがとうございました。