コメントで盗塁阻止率の話が出ていたので調べてみた。
NPBはなぜか盗塁阻止率の数字を出し惜しみする。2013年にJ Sportsでコメンテーターをしていた時に、阻止率のデータをもらおうと思ってBISに請求したが、紙で規定試合数以上の選手の成績しかもらえなかったのを覚えている。
オフィシャルベースボールガイドには全捕手の成績が載るが、シーズン中のオンタイムの成績は公式サイトにも載らない。
パ・リーグのチーム別の盗塁阻止率(修正しました)

衝撃的だ。日本ハムの盗塁阻止率は1割台。走られ放題だったのだ。12球団でも1割台は日本ハムだけだ。
今季、大野奨太を中日に移籍させ、ソフトバンクから鶴岡慎也、巨人から實松一成を入れたこととこの数字は無関係ではないだろう。
今の野球では、盗塁阻止は捕手と投手の合作だ。クイックで投げる投手がいてこその捕手の盗塁阻止ではある。しかし、ここまで酷いのは、捕手の責任だろう。

50試合以上出場した捕手の盗塁阻止率ランキング(修正しました)

盗塁の成績を見るときに、留意すべきは阻止率だけでなく、企図数だ。西武はチーム全体で企図された盗塁数が76、相手チームは西武戦では走ってこないのだ。
これは、岡田、炭谷両捕手の肩が抑止力になっているからだろう。同時にクイックのうまい投手がいるのだと思う。
楽天の嶋は、企図数が90、リーグを代表する捕手だが走られている。
日本ハムの3捕手は併せて14しか刺していない。チームは昨年、DeNAから黒羽根利規も入れたが、黒羽は8度走られて3回刺している。
捕手の体たらくが続くようだと、黒羽根の出番も増えそうだ。

10人の打者 vs 23人の張本勲 |バットマンレース・スピンオフ
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今の野球では、盗塁阻止は捕手と投手の合作だ。クイックで投げる投手がいてこその捕手の盗塁阻止ではある。しかし、ここまで酷いのは、捕手の責任だろう。

50試合以上出場した捕手の盗塁阻止率ランキング(修正しました)

盗塁の成績を見るときに、留意すべきは阻止率だけでなく、企図数だ。西武はチーム全体で企図された盗塁数が76、相手チームは西武戦では走ってこないのだ。
これは、岡田、炭谷両捕手の肩が抑止力になっているからだろう。同時にクイックのうまい投手がいるのだと思う。
楽天の嶋は、企図数が90、リーグを代表する捕手だが走られている。
日本ハムの3捕手は併せて14しか刺していない。チームは昨年、DeNAから黒羽根利規も入れたが、黒羽は8度走られて3回刺している。
捕手の体たらくが続くようだと、黒羽根の出番も増えそうだ。

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コメント
コメント一覧
盗塁阻止率は捕手の送球時間よりも投手の送球時間のほうが重要であると分析されています。
https://www.fangraphs.com/blogs/the-overrated-value-of-catchers-throwing-arms/
また大野の盗塁阻止率は2016年までに限ると通算.337、市川は.400です。
そして盗塁阻止率という指標はサンプル数が少ないこともあり、
各選手の年度ごとの相関性はかなり弱いです。
上記の理由から、2017年の盗塁阻止率の低さを捕手の責任と断じるのは
いささか早計であると言えるのではないでしょうか?
昨年から今年にかけての捕手陣のあわただしい入れ替えをみても、日ハムはそのようには考えていないと思われますが。
>昨年から今年にかけての捕手陣のあわただしい入れ替えをみても、日ハムはそのようには考えていないと思われますが。
日ハム球団はそう考えているでしょうね。
より多くのデータを持っているのでしょう。
捕手の責任と断じるにはここに挙げられた指標のみでは足りないということです。
投手のクイックの速度とか集計されてたらおもしろいでしょうね。
一時は強肩捕手ともてはやされた大野ですらこの数字。
その大野も抜けたのですから、どうなることやら。
打力の良い近藤を捕手に戻すことを待望しているファンもいるようですが、先日調べたら近藤は通算の盗塁阻止率が1割台。
泣き所ですね。
Statcast導入以後だとこんな記事もありました。
https://www.mlb.com/news/how-catcher-arm-strength-affects-stolen-bases/c-211080126
より捕手の役割に重きを置いている内容です。図表のリンクが切れていて残念。