昨日の上原は22球かけて1回を抑えた。慎重だったし、球は走っていなかった。本調子とは思えなかった。しかし、MLBで我々を楽しませてくれた上原の「味」を思い出させてくれる登板だった。

東京ドームでの日本ハムとのオープン戦。4.6万人も入ったという。

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対戦した打者のうち、一番年かさは中島だが、西川ともども一軍デビューは2012年であり、上原とは対戦していない。

上原は4人の打者の初球は全部、微妙に外れるボールを投げた。NPB史上1位とされる彼の制球力からして、これは意図的だっただろう。

中島には速球主体、西川にはスプリッター主体。本調子ではないと思ったのは、どんどんストライクゾーンに投げ込まなかった点だ。慎重にコーナーを狙っていた。だから球数が嵩んだ。

西川の7球目は、MLBの打者でも手を出しそうな小さなスプリッターだったが、西川は見送った。大したものだと思った。

昨年のパ盗塁王に対するけん制の厳しいこと!、こういう部分も違うのだ。

松本、近藤は微妙に動く球で、打者のポイントを外して平凡なフライに切って取った。こういうのが上原の投球だ。

まっすぐもふくめて、上原は1球も素直な球を投げなかった。スプリッターの曲がり方は1球ごとに違う感じだった。ミットに収まるまで、行方が分からないような球だった。

NPB時代から抜群の制球力だったが、MLBで鍛えられてスプリッターやスライダーの変化の精度、ミットに収まる位置を1センチ内外で計算できるようになったのではないか。

最速は132km/h、「遅っ」とチームメイトに言われたそうだが、アメリカで苦しんでいる大谷翔平に見せたいような投球だった。



2017年髙橋聡文、全登板成績



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