読者の「まゆさん」から、非常に良いご質問をいただいたので、一緒に考えたい。
先日のスポーツ庁の調査及び昨年のスポーツマーケティング会社の調査をみますと、共にむしろ野球は他競技に比べ10代20代の若年層と40代以降の中年老年層で強い結果が出ていました。
(観戦及びメディア観るスポーツのパーセンテージやいわゆる好きなスポーツは?という類のものです)
30代に関しては他の年代ほど差がないようです
さらに幼稚園児及び小学校低学年生の将来の夢に関しても野球がトップに久しぶりにたっているようです 広尾様はこれらの結果っていったいどのように解釈なさってますか?
資料01 年代別、興味関心のあるスポーツ

資料02 この1年で観戦したスポーツ

興味、関心のあるスポーツ、観戦したスポーツで野球が1位になっているのは、当然のことである。
野球は日本最大の観客動員を誇るスポーツ興行であり、メディアの関心も極めて高い。
サッカーよりも観客動員もメディアの露出も依然高い。
しかしながら、この数字は、20年前と比べれば、愕然とするものになっている。
中央調査社の古い調査。

調査の方法が全く異なっているので、単純な比較はできないが、野球(プロ野球)は、20年ほど前まで他のスポーツを押さえて圧勝していたのである。
今の「相対的優位」ではなく「絶対的優位」に立っていた。
それがここまで落ちてきたということなになる。
そもそも「スポーツ観戦」は、25年前には野球と大相撲以外にはほとんどなかった。以後、Jリーグ、バレー、フィギュアなど様々なスポーツが観戦できるようになり、選択肢が増えたのだ。そのために、野球の相対的地位は落ちたということができる。
資料01は、母数が非常に少ないので精度はないだろうが、この資料でも今の人には多くのスポーツの選択肢があることを物語っている。
資料03
幼稚園児及び小学校低学年生の将来の夢に関しても野球がトップに久しぶりにたっているようです、とのことだっが資料が見当たらないので、この数値を出す。

この数字は毎年大きく揺れ動くが、多くの資料では、子どもの「なりたい職業」「なりたいスポーツ選手」のランキングで野球はサッカーにダブルスコア以上の差をつけられていることが多い。
「野球危機」の現状は、単純ではない。だから世間の理解が進まない。この稿、続く。
2017年加賀繁、全登板成績
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野球は日本最大の観客動員を誇るスポーツ興行であり、メディアの関心も極めて高い。
サッカーよりも観客動員もメディアの露出も依然高い。
しかしながら、この数字は、20年前と比べれば、愕然とするものになっている。
中央調査社の古い調査。

調査の方法が全く異なっているので、単純な比較はできないが、野球(プロ野球)は、20年ほど前まで他のスポーツを押さえて圧勝していたのである。
今の「相対的優位」ではなく「絶対的優位」に立っていた。
それがここまで落ちてきたということなになる。
そもそも「スポーツ観戦」は、25年前には野球と大相撲以外にはほとんどなかった。以後、Jリーグ、バレー、フィギュアなど様々なスポーツが観戦できるようになり、選択肢が増えたのだ。そのために、野球の相対的地位は落ちたということができる。
資料01は、母数が非常に少ないので精度はないだろうが、この資料でも今の人には多くのスポーツの選択肢があることを物語っている。
資料03
幼稚園児及び小学校低学年生の将来の夢に関しても野球がトップに久しぶりにたっているようです、とのことだっが資料が見当たらないので、この数値を出す。

この数字は毎年大きく揺れ動くが、多くの資料では、子どもの「なりたい職業」「なりたいスポーツ選手」のランキングで野球はサッカーにダブルスコア以上の差をつけられていることが多い。
「野球危機」の現状は、単純ではない。だから世間の理解が進まない。この稿、続く。
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