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各投手は易しいストライクゾーンにはほとんど投げなくなっている。難しい球ばかり投げられているが、それでもヒットが続いている。
今日は7番DHに打順が上がった。

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先発はジェイソン・ハメル。92勝しているベテラン。もう下り坂だが制球力が売りの右腕だ。2-2までも甘い球は投げていない。5球目、インコース高めの球を大谷は反対方向に打ち返した。
いい当たりではなかったが、シフトの裏をかく二塁打。

2打席目は9球粘って空振り三振。とにかくしつこくファウルを打った。この打席でも内角のボールを反対方向にファウルしていた。これは他球団にかなりのインパクトを与えたと思う。大谷は厳しい内角攻めについてくるのだ。

3打席目走者を一塁に置いて、左腕サイドスローのヒル。こういう投手は今のNPBにはほとんどいない。さすがに打ちにくそうで二ゴロ。

4打席目、グリムが投じるカーブを中前にライナーではじき返す。明らかに球種を読んで対応していた。
大谷はその後三進し、右飛で帰ってきた。これが決勝点となった。

大谷は今、テニスプレイヤーのようにボールをはじき返している。がっちりと型が決まった打者がこういう打ち方をすると、フォームが崩れると言われるが、大谷はもともと腕をたたんだり、伸ばしたり、器用な打ち方をしていた。

むしろ、相手チーム側が攻め方を考えざるを得なくなるのではないか。最近はやりの極端な引っ張り対応の守備シフトも見直されるのではないか。

日本時間月曜日の未明に明日は休みだろうが、このブームはどこまで続くのだろうか。



2017年加賀繁、全登板成績



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