先日、初めて千葉の鎌ヶ谷球場に行った。私は初めて訪れるときは、どんな場所でも駅から歩くことにしているが、鎌ヶ谷は駅前の住宅地を過ぎると農地や牧場が延々と広がる「田舎」になった。

ダルビッシュのポスティングフィーで整備されたという球場は電光掲示板がついて二軍の球場としては充実していた。

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ただ、スタンドは常連客が多くて、あまりお上品とは言えなかった。
高齢者が多かったが、ホーム側である三塁の観客席で大声でビールや焼酎を飲んで、大声で騒いでいた。昔のパ・リーグの一軍公式戦を思い出すような場末感

関西人の私は、関西のいわゆる「やから」と言うのを感覚的に知っている。実際はすごく気が小さくて劣等感が強いあんちゃんが、その裏返しで虚勢を張っているのが「やから」だ。

関東もそうなのかもしれないが、私の印象では「いなかっぺ」が調子に乗っているという感じもした。一人一人のおじさん、おばさんは気のいい感じだが、周囲に気を配る感性が欠如しているように見えたのだ。

多くの球団の二軍施設と同様、鎌ヶ谷球場にはファイターズの二軍寮が隣接している。清宮幸太郎の入団以来、ファンがサインを強要したり、寮の前で騒ぐなど、トラブルが起こっているという。

東スポによれば
鎌ケ谷署・新井副署長は「該当グループの若者らは未成年ということですが、だからといって容赦はしません。悪いことは悪いわけですし、違法行為は見逃しません。万全の状態で準備しますし、署員にも伝えてあります」

中年やくざならともかく、若い不良が野球選手にからむというお話は、私にはイメージできない。そもそも、未成年のあんちゃんたちが「野球選手」をつけまわすのは「格好悪い」ことだと思う。彼らには彼らのヒーローやアイドルがいて、それを追っかけるのだと思うがいかがか。
おっさんのアイドル「野球選手」に因縁をつけて、騒ぐというメンタリティは、不良にはないと思うのだが。

思うに、この未成年グループは、清宮にからむことで「世間にかまってもらえた」と感じているのではないか。不良グループにも相手にされないレベルだろう。

こういう連中は、球団側がきちっと対応すればなくなるはずだ。お客様は神様かもしれないが、こういう連中は「貧乏神」だ。
取るに足らないことで、野球選手は一般の野球ファンの迷惑にならないようにしていただきたい。



2017年加賀繁、全登板成績



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