昨日の宮崎での中国戦は、実力差から考えて負けるはずのない試合だった。コールド勝ちだったが、永田ジャパンのお粗末さを改めて露呈した。
この試合に勝って3位を確定させれば来年のU18 ワールドカップへの出場権が手に入るという試合だった。
スコア

日本の先発は横浜高の2年生左腕板川。しかし先頭打者に安打を打たれ、1死後さらに安打で畳みかけられ、4番コウに二塁打を打たれる。1点先制を許し、一塁走者は本塁を欲張ってアウトになったが、永田監督はここで板川から大阪桐蔭、柿木にスイッチする。
「板川が気負いすぎていた」とのことだが、気負いすぎていたのは永田監督のほうだろう。実力差を考えれば、板川を落ち着かせて続投させるも十分にあったはずだ。
日本打線は中国投手から次々得点を奪っていく。中国選手は外野でしばしば目測を誤るなど守備面でも不安定で、日本の相手ではなかった。
2回以降の中国は1安打だけ。板川が打たれたのは、立ち上がりの不安定さを突かれただけで、実力ではなかったはずだ。

情けなかったのは5回裏、8番浦和学院の蛭間が四球で出ると、続く9番DHの日大三、日置にバントで送らせたのである。すでにスコアは8-1、勝敗は明らかだったのに、永田監督は1点欲しさ、そしてコールドゲーム欲しさに、次の1点をむさぼったのである。
これはアンリトンルールに明白に反している。大差がついた試合で勝っている側はバントをしない、盗塁をしない、これは世界の常識だ。
アンリトンルールには、おかしなものもあるが、これは至極真っ当だ。相手チームをリスペクトし、試合経験を積ませようという配慮があれば、こういうことはしない。
日本のアマチュア野球は少年から、大学生まで、国際大会では非常に評判が悪い。こうした日本でしか通用しない野球をするし、相手への尊敬の念がみられないからだ。
永田監督は「名将」だそうだが、その評価は国内限定なのだろう。
今大会の投手成績

香港、スリランカの両試合は実力差を考えれば、肩慣らし程度に過ぎない。韓国、台湾戦が本当の大勝負、それに次ぐのが中国戦だったはずだ。
永田監督は9人の投手のうち5人を、香港、スリランカでしか使わなかった。4人の投手だけで、大勝負を戦った。
何のために学校を休ませて宮崎まで連れてきているのか、意味が分からない投手起用だったといえよう。
吉田を投げさえることがなかったことだけが、昨日の試合の収穫か。
球数制限のある国際大会を戦うということがどういうことなのか。侍ジャパンのユニフォームを着ることがどういうことなのか、理解していたとはとても思えない。
この監督は「勝ちゃあいいんだろうが」という野球をしてきたことが丸わかりの試合だった。残念だ。

1965年鵜狩道旺、全登板成績【6年ぶり2度目の2ケタ勝利】
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日本の先発は横浜高の2年生左腕板川。しかし先頭打者に安打を打たれ、1死後さらに安打で畳みかけられ、4番コウに二塁打を打たれる。1点先制を許し、一塁走者は本塁を欲張ってアウトになったが、永田監督はここで板川から大阪桐蔭、柿木にスイッチする。
「板川が気負いすぎていた」とのことだが、気負いすぎていたのは永田監督のほうだろう。実力差を考えれば、板川を落ち着かせて続投させるも十分にあったはずだ。
日本打線は中国投手から次々得点を奪っていく。中国選手は外野でしばしば目測を誤るなど守備面でも不安定で、日本の相手ではなかった。
2回以降の中国は1安打だけ。板川が打たれたのは、立ち上がりの不安定さを突かれただけで、実力ではなかったはずだ。

情けなかったのは5回裏、8番浦和学院の蛭間が四球で出ると、続く9番DHの日大三、日置にバントで送らせたのである。すでにスコアは8-1、勝敗は明らかだったのに、永田監督は1点欲しさ、そしてコールドゲーム欲しさに、次の1点をむさぼったのである。
これはアンリトンルールに明白に反している。大差がついた試合で勝っている側はバントをしない、盗塁をしない、これは世界の常識だ。
アンリトンルールには、おかしなものもあるが、これは至極真っ当だ。相手チームをリスペクトし、試合経験を積ませようという配慮があれば、こういうことはしない。
日本のアマチュア野球は少年から、大学生まで、国際大会では非常に評判が悪い。こうした日本でしか通用しない野球をするし、相手への尊敬の念がみられないからだ。
永田監督は「名将」だそうだが、その評価は国内限定なのだろう。
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香港、スリランカの両試合は実力差を考えれば、肩慣らし程度に過ぎない。韓国、台湾戦が本当の大勝負、それに次ぐのが中国戦だったはずだ。
永田監督は9人の投手のうち5人を、香港、スリランカでしか使わなかった。4人の投手だけで、大勝負を戦った。
何のために学校を休ませて宮崎まで連れてきているのか、意味が分からない投手起用だったといえよう。
吉田を投げさえることがなかったことだけが、昨日の試合の収穫か。
球数制限のある国際大会を戦うということがどういうことなのか。侍ジャパンのユニフォームを着ることがどういうことなのか、理解していたとはとても思えない。
この監督は「勝ちゃあいいんだろうが」という野球をしてきたことが丸わかりの試合だった。残念だ。

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コメント
コメント一覧
何を以て相手チームをリスペクトするのか、日本と海外では全く違うんだと思います。
日本では、試合の前後の礼や身体的接触的な意味でラフプレーをしないこと、道具の後片付けといったことがフェアなプレーであり、相手や運営へのリスペクトとされていますよね。アンリトン・ルールとは正反対の「大差が付いていても相手に対して手を緩めない」ことが相手への敬意だと考える人は日本人には多いです。経験上これはスポーツのみでなくて他のゲームでも同じです。
対して、アンリトン・ルールも基本的には「相手への敬意」を表現することを趣旨としています。日本人的な考えからは理解がしずらいところもあるこのルールが国際試合では一般的とされている以上、日本も相手に理解されるリスペクトする態度として、アンリトン・ルールを理解した上で浸透させていかなくてはいけないでしょう。国際試合で急にアンリトン・ルールに従えと言われてすぐに出来るものではありません。
野球の話とは少し離れますが、グローバル化が進む社会において、アメリカで生まれたアンリトン・ルールを知って、どうしてこうなっているのか考えることは外国の思考を観取するにおいて重要なことだと考えています。
アンリトン・ルールは別に「大差が付いていても相手に対して手を緩めない」と正反対のことではないと思います。大差がついている試合で「次の(たかが)1点だけ」を1アウトをかけて取りに行く行為を戒めているだけでしょう。
※盗塁も失敗すれば1アウト献上することになるので。
相手で区別するのはよくないとは思うのですが、韓国相手であれば点差はいくらあっても足りない(恐い)という理屈も成り立つ余地があったかと思います。韓国側が「日本は自分達を恐れているから」といいように解釈してもらう可能性も十分にあると思うので。
でも、観客にとっては、大差がついてもなおちまちまと1点を取りに行く野球はつまらない以外の何物でもないでしょう。それを面白いと言われるのであれば、過度に勝利至上主義に侵されていると言うしかないでしょうね。
レスポンスありがとうございます。
仰る通り、大差が付いている試合でのバントと盗塁は「1点だけを1アウトをかけて取りに行く行為」になりますね。また、私としてはそのような試合を観客として観ていたら興ざめしますね。「大差が付いていても相手に対して手を緩めない」という価値観と十分に共存可能なのかな、と思いました。ご教示ありがとうございました。
台湾相手にに1対0は納得です
バッティングも良くなってましたし、柿木は甲子園決勝で大阪桐蔭の先発を託された選手ですし打てないのをどうこう言うのは酷ですね。
ただし、今回はピッチャーのコントロールが悪すぎた
日本もだいぶ本調子とは遠いような制球でしたので雨の影響があったかと思いますが、それでもあんまりにも四球出しすぎ
それでも守備では光るものも見えましたし数年後の中国には期待です
話しは違いますが、アンリルンといえば。
先日、LAA大谷が本塁で相手選手と交錯することがありました。勝ちゲームの終盤、三塁打のベースを回ったところで守備送球が乱れたのを機にホームを伺う動き。それがコミカルにちょこまかとした動作だった。その直後にあのクロスプレー。大谷には悪気ないし、ルーキーらしくカワイイところをアピールしたのかもですが、見ていてちょっとヒヤッとしました
それは置いといて、国体も含めた高野連管轄外の大会に無理強いさせる事は批判しなくてイイの? この大会ピッチャー少なすぎ、せめて根尾は投手登録すべきだったんじゃないかと…
春夏の甲子園及びその県予選だけの投球だったら腕壊さなかったピッチャーって結構居たんじゃないかって最近思うようになってます