愛媛県の済美高校出身。故上甲監督が、このチームを初めて甲子園に出場させたときの主軸打者だった。
2004年日ハムに8巡目で入団。

キャリアSTATS




とにかく立派な体が目立ったが、変化球に弱いなど器用とは言えず、出世は遅れた。

一軍では代打が主だったが、構えが小さく、あまり迫力はなかった。ホークスの大道を思い出させるような選手だった。

この選手が本領を発揮したのは3年前のヤクルト移籍からかもしれない。この時もトライアウトを経ての移籍だったが、大きなあたりが飛ぶようになり、殊勲打もたびたび放った。




3年目でまた戦力外。守れず、走れずの選手でもあり、使い勝手は悪かった。
福岡、筑後のトライアウトに参加したが、声はかからなかった。

日刊スポーツ
今後は野球界を離れ、ソニー生命柏支社で営業職に就く。「最後の最後まで可能性がある限りと思っていましたが、今後の人生も考えて決断しました。なかなか期待に応えられなかった14年間でしたけど、多くの方が応援してくれたおかげで頑張れました。今後は自分も多くの人をサポートできるように頑張りたい」と第2の人生への決意を示した。

この日、私はスタジアムの外で、ソニー生命の営業担当者に話を聞いている。「プロ野球選手は好人材」という話だった。ソニー生命は複数のスタッフを派遣し、トライアウトを終えた選手にパンフレットを渡していたが、鵜久森もこれに目を通したのだろう。




なかなか面白い話だ。


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