テレビなどで明快な解説をしている元プロの解説者が「球数制限」や、野球の「健康被害」について、とんちんかんなことを言うのを目にするのは残念だ。
なぜ、そういうことになるかといえば、彼らの「学び」が、プロ野球を引退した時点で止まっているからだ。
小学校から高校、大学、プロまで野球をやり続けたことによる「経験値」は、我々一般人とは全然違っている。すごい蓄積であることに疑問の余地はないが、それでも「俺は野球のことはすべてわかっている」ということはできない。

あくまでその野球人一個の、パーソナルな経験に過ぎないし、所属した学校やチームでの「個別の経験」に過ぎないからだ。
里崎智也は「球辞苑」では素晴らしい解説者だ。捕手としての豊富な経験を活かし、投球や走塁、守備などでも他では聞けない耳よりの情報を、わかりやすく説明する。思わず乗り出したくなることもしばしばだ。
先日のバントの回では「プロに行くような選手は、アマチュア時代は中心選手だったから、ほとんどバントなどは経験がない。プロ野球のバントの名手は、プロに入ってからバントを学んだのだ」といった。思わず膝を打ちそうになった。
また、野球教室などで指導をすることもあるが、こと実技においては、非常に優秀で、具体性もあり、教え方も素晴らしいという。
しかし里崎は、「球数制限」や「甲子園での酷使」については誠に残念な意見の持ち主だ。
「球数制限」は根拠がない、何球投げたら必ずつぶれるということはない。
「甲子園での酷使」は、甲子園で燃え尽きて野球をやめるという選手もいるから、わるいことではない、
と言っている。
おそらく、野球医学の分野や、高校以下の野球指導の現状について、知識が全くないのだと思う。

里崎はテレビのドラマが大好きで、仕事が終わったら夢中で見ているという。そして仕事以外では一切野球を見ないとも言っている。
「野球については十分に知っているから、これから勉強することなどない」と思っているのではないか。
これは本当に残念なことだ。里崎のような聡明な野球人が、少年野球の置かれている現状を知り、野球医学を学べば、おそらく、素晴らしいコメントを発するのではないかと思う。
誤りを認めてこれを改めるに早い遅いはない。テレビのドラマもいいが、今、野球界がどうなっているか、そして細心の野球医学で何が分かっているかを学んでほしいと思う。
今後の里崎智也に期待したい。
1981年角三男、全登板成績【ストッパーで日本一に貢献、最優秀救援投手も獲得】
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あくまでその野球人一個の、パーソナルな経験に過ぎないし、所属した学校やチームでの「個別の経験」に過ぎないからだ。
里崎智也は「球辞苑」では素晴らしい解説者だ。捕手としての豊富な経験を活かし、投球や走塁、守備などでも他では聞けない耳よりの情報を、わかりやすく説明する。思わず乗り出したくなることもしばしばだ。
先日のバントの回では「プロに行くような選手は、アマチュア時代は中心選手だったから、ほとんどバントなどは経験がない。プロ野球のバントの名手は、プロに入ってからバントを学んだのだ」といった。思わず膝を打ちそうになった。
また、野球教室などで指導をすることもあるが、こと実技においては、非常に優秀で、具体性もあり、教え方も素晴らしいという。
しかし里崎は、「球数制限」や「甲子園での酷使」については誠に残念な意見の持ち主だ。
「球数制限」は根拠がない、何球投げたら必ずつぶれるということはない。
「甲子園での酷使」は、甲子園で燃え尽きて野球をやめるという選手もいるから、わるいことではない、
と言っている。
おそらく、野球医学の分野や、高校以下の野球指導の現状について、知識が全くないのだと思う。

里崎はテレビのドラマが大好きで、仕事が終わったら夢中で見ているという。そして仕事以外では一切野球を見ないとも言っている。
「野球については十分に知っているから、これから勉強することなどない」と思っているのではないか。
これは本当に残念なことだ。里崎のような聡明な野球人が、少年野球の置かれている現状を知り、野球医学を学べば、おそらく、素晴らしいコメントを発するのではないかと思う。
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金澤さんやキビタさんは、お友達なので、裏話も聞いています。