日刊スポーツ
ソフトバンクが異例の新外国人補強を進めていることが21日、明らかになった。昨年のMLBドラフトで1巡目(全体8位)指名を受けた大物有望株カーター・スチュワート投手(19=東フロリダ州立短大)と契約交渉を行っていることが判明。今年6月のMLBドラフトでも上位指名が確実視される右腕で、日本球界入りが実現すれば“直メジャー”とは反対の“直日本”の珍しい事例となる。
この投手は、19歳、198㎝90㎏という超大型だ。
どういうステイタスにいる投手なのか。昨年6月のアマチュアドラフトの1巡目のリストを出す。
えんじ色が高校生、グレー地はサインせず入団しなかった投手。

C-Clark


クラークはアトランタ・ブレーブスが1巡目で指名、全体でも8番目だ。減ったといっても1200人もの選手を指名するMLBのアマチュアドラフトで、8位とは飛び切りのエリートだ。

フロリダ州のメルボルン(同名の都市出身の豪州人が作った街だそうな)の出身で、高校時代からぴか一の投手だとみなされていた。

ブレーブスが1巡目で指名したがメディカルチェックで引っかかったという。肩ひじではなく手首だったという。有鈎骨だろうか。で、契約金を下げられそうになったので、契約見送りとなって東フロリダ州立短大に進んだ。
同期の連中はほとんどがマイナーでプレーし始めている。AAくらいまで上がっている選手も少なくない。すでに移籍している選手もいる。

来年もMLBアマチュアドラフトで指名される可能性は高いが、指名順位や契約金が下がる可能性もある。
で、ソフトバンクがオファーして7.7億円で入団が決まったとのことだが、やっぱりあの男が噛んでいたという。スコット・ボラスだ。
彼がそろばんをはじいてこういう絵を描いたのではないか。契約できれば、すぐにでも投げることができるのもいい。

NPBをマイナーリーグ代わりにしてこの投手を育てて、今度はいい値段でMLBに売りつけるという魂胆ではないか。

これまでMLBがNPBの選手を「ええとこどり」でとってきたが、逆のケースである。日米間に波風が立つのかどうか。

こういう思い切ったことができるのは、金満ソフトバンクだけだろうが、うまくいけば見栄っ張りの巨人も、真似をするかもしれない。


東京球場・シーズン最多本塁打打者/1962~1972

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