今、富平(ブビョン)という街に泊まっている。あとで分かったのだが、ここはソウル近辺の球場に行くにはベストの立地だ。昨日紹介したコチョクスカイドームまで国営鉄道ソウル1号線で30分、そしてインチョン球場まで地下鉄インチョン1号線で15分なのだ。

ただ、お天気は良くない。傘を持って地下鉄に乗る。あっという間につく。球場に入る前に少し雨の気配があった。

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インチョン球場も素晴らしく美しい。天然芝が光っている。内野の後ろの方の席を買う。15000ウォンだ。SKワイバーンズが斗山ベアーズを迎え撃つ。SKが首位、斗山は4.5差の2位。首位攻防戦だ。
さすがに前の2試合よりお客は入っているが、満員ではない。

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18時30分試合開始だったが、18時10分頃から雨が本降りになる。
たちまち凄まじい雨に。日本でもこんなにすごい雨、見たことがない。驟雨は25分続いた。

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内野に水がたまった。球場スタッフがわらわらと出てきて排水作業である。しかし水を含ませた布を外野の芝生で絞っていたが、いいのか?
この間に、一塁側SKの応援ステージで、素人のダンスと歌が始まった。チアガールではなく普通の兄ちゃん姉ちゃんだが、みんな異様に上手い。物おじせずにスター気取りだ。

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その間に球場では土を入れてならしていく。ラインを引くスタッフがもたもたしている。ラインのガイドになる紐を本塁から外野まで引っ張っていくのだが、これがもつれているのだ。私はビールを飲みながら「ちゃんと準備しとけよ!」と毒づいた。そうこうするうちにまた雨が降ってきた。

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結局、7時50分に試合開始。1回表、2009年に侍ジャパンを苦しめた金広紘が上がる。当時21歳だったが、ハンカチ世代だから今年31歳。一昨年にはトミー・ジョン手術をしたが、昨年見事に復帰。
今季15勝5敗、防御率2.54、通算134勝という大投手だ。すごいダイナミックなフォーム。

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速球で押す。150㎞/hを優に超えている。10年前は線が細い印象だったが、今はパワーがある。
三振、三振、一ゴロ、あっという間に打者を料理する。
さあ、裏の攻撃というところで、再び雨。かなり強くなって試合中断。だから、紐をもつれさせたらダメだっちゅーんだ。

で、このまま試合は中止。私の韓国滞在中、この球場で試合はもうないからこれでおしまい。でも、金広紘が見れたし、美しい球場も楽しめたし、素人のど自慢も楽しかったので満足だった。

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「宇佐美式勝利打点」を調べてみました・2019|8月25日まで

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