昨日は2試合、東京ドームでプレミア12を観戦した。

昼の台湾ーアメリカ戦。台湾は社会人合作金庫のサイドスロー呉昇峰が、素晴らしい投球を見せたが、ブレント・ロッカーの一発で敗退した。台湾の応援団が結構たくさんいたが、がっくりしていた。

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120キロ台のスライダーが本当に素晴らしかったのだが。

目立ったのはやはりアデルだ。打撃もすごいが、この日はホームランキャッチを見せた。2回二死、台湾の6番郭嚴文が中堅に柵越を打ったが、アデルはこれをもぎ取った。1点差勝負だったからこの超ファインプレーは大きい。

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鋭いスイングものすごい守備といい、ウラディミール・ゲレーロを思い出した。

夜のメキシコ、韓国戦。

こちらも投手戦になったのだが試合の進行が極めて遅い。メキシコの選手はやたら打席を外すし、投手もなかなか投げない。そして韓国も同じ傾向がある。

メキシコは5回1番ジョーンズの2ランで先制するが

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その裏に二番手に上げたゴンサレスが先頭打者に四球を与えるとここから投手を4人繰り出した。これが揃いも揃って制球が悪く、7失点。試合を潰してしまった。
スペイン語圏のチームはやたらと投手を交代する。40人枠の選手が居ない中で、先発投手よりいい投手などいないはずだが、目代わりでなんとか逃げ切ろうとして墓穴を掘っている。5回裏だけで4四球4被安打だった。

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そして5回終了時点で2時間半。本当にうんざりするほど長かった。
野球が世界で忌避されてる理由の一つが「試合時間が長い」ことだ。MLBではスピードアップをはかるべくルール改正を考えているが、いくらルールを変えたって監督が、お構いなしにだらだらと試合をしてはどうしようもない。

メキシコは先発で好投したバレダを4回で引っ込めた時点で、悪手を打ち、それを挽回しようとして泥沼にハマったわけだ。

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何時間かかってもお構いなしに試合をする指導者の意識を変えないと、野球は世間から見放される。
せめて2時間台で終わりたい。


1964年金田正一、全登板成績【スワローズ最後の年、最後の20勝到達】

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