安倍総理は「オンラインG7で、各国は、東京五輪の予定通りの実施で完全に一致した」と言った。
しかし日々刻刻事態が動く中でのG7首脳の「約束」は、完全に空手形だ。
IOCのバッハ会長は、出場選手が55%しか決定していないことを表明している。わずか4か月で残りの代表選手を決めないといけないが、少なくとも今後1か月は殆どの競技で公式戦ができないうえに、選手の移動も極めて難しい。
中国の例に倣えば日本の新型コロナは、4月に収束に向かう可能性があるが、世界、特にアメリカ、ヨーロッパでは明らかに時間差がある。7月の段階でパンデミックはまだ続いている可能性が高い。入国できない選手が出てくるかもしれない。

この状況を勘案すれば、東京五輪が7月に開催される可能性は半分以下だろう。このことに拘泥すれば、いろいろな状況が悪化する。
安倍総理や小池都知事は自分の治世の間に開催したいと思うだろうが、どこかであきらめなければならない。むしろ政治家は「中止」ではなく「延期」になるように、全力で働きかけるべきだろう。
延期するとなれば、新型コロナが旧型になる1年後以降が望ましい。しかし2021年はさまざまなスポーツイベントがすでに予定されている。競技団体もメディアも新たにリソースを割くのが難しい。
2022年は北京で冬季五輪、秋にはサッカーのワールドカップが予定されているが、夏季は大きなイベントがない。この時期まで一気にずらすべきだろう。
2年たてば年齢に問題で出場できない選手もいるだろうが、気の毒だが仕方がない、モスクワ五輪の時にも多くの選手が涙をのんだが、国際大会とはそういうものだ。誰もが傷つかない決定はむりだ。
早く決めてくれれば、プロ野球やJリーグなど国内のスポーツ興行は、大きな恩恵を受ける。
NPBやJリーグは4月のスタートを目指しているが、このタイミングで「延期」を決定してほしい。
年度別チーム第1号本塁打は俺だ! 広島編
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
好評発売中!


IOCのバッハ会長は、出場選手が55%しか決定していないことを表明している。わずか4か月で残りの代表選手を決めないといけないが、少なくとも今後1か月は殆どの競技で公式戦ができないうえに、選手の移動も極めて難しい。
中国の例に倣えば日本の新型コロナは、4月に収束に向かう可能性があるが、世界、特にアメリカ、ヨーロッパでは明らかに時間差がある。7月の段階でパンデミックはまだ続いている可能性が高い。入国できない選手が出てくるかもしれない。

この状況を勘案すれば、東京五輪が7月に開催される可能性は半分以下だろう。このことに拘泥すれば、いろいろな状況が悪化する。
安倍総理や小池都知事は自分の治世の間に開催したいと思うだろうが、どこかであきらめなければならない。むしろ政治家は「中止」ではなく「延期」になるように、全力で働きかけるべきだろう。
延期するとなれば、新型コロナが旧型になる1年後以降が望ましい。しかし2021年はさまざまなスポーツイベントがすでに予定されている。競技団体もメディアも新たにリソースを割くのが難しい。
2022年は北京で冬季五輪、秋にはサッカーのワールドカップが予定されているが、夏季は大きなイベントがない。この時期まで一気にずらすべきだろう。
2年たてば年齢に問題で出場できない選手もいるだろうが、気の毒だが仕方がない、モスクワ五輪の時にも多くの選手が涙をのんだが、国際大会とはそういうものだ。誰もが傷つかない決定はむりだ。
早く決めてくれれば、プロ野球やJリーグなど国内のスポーツ興行は、大きな恩恵を受ける。
NPBやJリーグは4月のスタートを目指しているが、このタイミングで「延期」を決定してほしい。
年度別チーム第1号本塁打は俺だ! 広島編
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
↓
好評発売中!
コメント
コメント一覧
以下の声明から今年は鳴り物なしのプロ野球観戦ができそうです。
Ⅳ.2
https://www.jleague.jp/news/article/16825/
今年は現地観戦を増やそうかなと思いました。
ただ、ライトなファンが離れるかもしれませんが。
冬季五輪も1992年アルベールビルまでは夏季五輪と同じ年に開催していたのが1994年リレハンメルで開催と開催年を中間の年にずらした経緯があります
で、夏季は大きなイベントがないからじゃあ日程も同じ、でいいのか?と私は率直に思う。
2022年のサッカーW杯は開催国がカタールで11/21~12/18。
う~ん、オリンピックが7/22~8/9・パラリンピックが8/25~9/6では真夏の東京が抱える酷暑や台風といった自然現象の問題は未解決で開催というのは…。
せめて秋にずらせないだろうか?9/22~10/9・10/25~11/6にできないものか。トライアスロンやカヌー、ボートなど海水温度が関わる競技団体が「9月末では海水が寒すぎる」というのなら9/15~にして、パラの最終日を10/31にするか。
>安倍総理や小池都知事は自分の治世の間に開催したいと思うだろうが、どこかであきらめなければならない。
2022年だと安倍総理でなく他の誰か(岸田か石破かはたまた枝野か)が首相なのは安倍晋三としては無念でしょうね。
だからこそ現職のうちに小池都知事・森会長と連携して2年延期という事態を想定し、IOCに対して日本の主義主張をしなければいけない。IOCが巨額の五輪放映権料を支払う米放送局NBCに忖度している実態がある以上、延期された五輪の開催時期を9月~10月にずらす主張すら困難なのは想定される。
もしIOCが日本に対して延期を勧告した場合、安倍・森・小池(五輪相橋本も)どこまでしたたかに交渉するのか?それともトランプ大統領になだめられ白人至上主義にあっさり従うのか?
ただ、それを承知でいうなら、個人的には延期するにしても2~3ヶ月、もしそれがダメなら中止になって欲しいと思ってます。
(競技を観ることはもちろん好きですが)
選手選考のやり直しもそうですが、
来年以降に延期することによって、施設の維持管理や、運営やボランティアスタッフも確保し直しが必要になるだど、余計な費用も発生しますし。
そして、何でも五輪優先で、「全員団結」とか言って無理矢理でも盛り上げうとする気持ち悪いムード作りがこれ以上続くのは、正直勘弁して欲しい。やるなら、とっとと終わってもらいたい。
「復興五輪」と言いながら、五輪開催の為にどれだけ被災地の復興が後回しになったことか・・・。
MLBでも開幕再延期になり全試合の実施は困難との報道も出ています。
日本でも収束は見通せず、名古屋など一部の地域では病床不足と医療困難の兆候が見えています。人工呼吸器や人工心肺も充分に足りているわけではありません。患者が増えればギリギリの状況になります。
NPBでも、開幕再延期はやむを得ないとして、日程の縮小、試合数の削減も検討しなければならない段階に入っていると思います。
(ホーム3+ビジター3)×対戦相手5チーム=30試合、これを1セットとして、4セットだと120試合。これに交流戦18試合を加えて、138試合にするなどの変更も必要です。情勢が厳しければ、108試合、78試合なんてこともありえます。
シーズンまるまる中止という可能性もゼロではない。
シーズンは9月までに終了、CSは3試合+4試合制に短縮もあり、日本シリーズも10月中に終了させた方がよいでしょう。
11・12月までずれ込むという案を出している人もいますが、これは避けるべきでしょう。新型コロナは、去年の武漢の状況に照らしても、今年の秋冬に再び流行する可能性が高く、NPBも日程打ち切りになるリスクが小さくないからです。シーズンオフの作業にも支障をきたしかねない。
いずれにせよ、100%完全実施にこだわらないことです。頭が硬くて融通が利かないプロ野球という批判にさらされないためにも、今年は柔軟に対応した方がよいでしょう。ゼロよりは70%でも80%でもマシです。
アスリート達のとつてもないこれまでの努力は認めるし、この大会をピークに調整してきたことからすれば強引な開催への言い分も分かる。
だが、高校野球と同じで管理・指示すべき人間が同じ立場に立って、今回の状況を判断してはならない。これは「(エースが)本人が投げたいと言っているのだから、投げさせてやりたいと思うのが親心」などとしたり顔で言っているのと同じではないか。
2年後、小生も諸手を挙げて賛成の立場です。
混乱収拾と再度の選考会の実施など、数ヶ月程度で終わる話でもなく、それこそ選手達のパフォーマンスも何も感じられない「残念な競技会」で終わってしまうことは目に見えている。「コロナがあったから、この結果でも仕方ないよね」と全員で口を揃えていうのか。オリンピックの理念は「必ず、是が非でも、4年に一度開催すべし!」ではないはず。
現に戦時中には開催は見送られている過去もあるのだし、今まさにそれを判断すべき事態であることを世界(というか、日本がだが。。。)が共通認識として持つことを願うのみ。