昨日紹介したのはNPBのクリーンナップトリオの合計本塁打数ランキングだ。
FRIDAY Cleanup


これのMLB版も作った。MLBでは「クリーンナップトリオ」という言葉はないので、中軸3人とする。
チーム3人のシーズン合計本塁打数10傑だ。打順は考慮しない。

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1位は1961年、ロジャー・マリスが61本を打ったヤンキース。マリス、マントルのMMコンビで115本塁打。同一チームに50本塁打者が2人出たのはこの例だけ。

2位は、これもシーズン本塁打記録を更新した2001年のジャイアンツ。ボンズの73本塁打は、いまだにあまりポジティブな評価ではないが。

3位は、ウォーカー、ガララーガ、カスティーヤが40発を打った1997年のロッキーズ。このチームは前年も40発が3人出ている。このチームの数字もかなり割り引きたくなる。

4位は1996年のマリナーズ、グリフィJr、ビューナー、A-ROD。意外なことにマリナーズは1997、1998年とこのランキングに名前がある。

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5位はそのA-RODが移籍した2001年のレンジャーズ。

9位には1927年のベーブ・ルースが60本を打ったヤンキースが入る。ゲーリッグも47本を打っている。

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10位はデービー・ジョンソン、ダレル・エバンス、ハンク・アーロンの124本。ジョンソンはあの巨人に来たジョンソンだ。


年度別チーム第1号本塁打は俺だ! 広島編

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こうしてみると、昔は突出した選手が引っ張っていたが、20世紀末以降は「トレンド」のようなものがホームランを打たせているような印象がある。

「フライボール革命」は、突出したホームラン王ではなく30本くらい打つ選手をたくさん作っているが、この中から数字を更新するチームが出てくるかもしてない。