ヤンキースはア・リーグ東地区ではレイズに次いで2位だったのでポストシーズンはあるが、田中にとっても異例尽くしのレギュラーシーズンが終わった。

今季の戦績

Tanaka2020


開幕直前に打球を頭部に受けて脳震盪を起こしたために出遅れたうえにシーズン半ばまで球数が制限された。そこまでやるか、というくらいの手厚いケアではあったが、わずか60試合のシーズンではリカバリーもできず、規定投球回数未達の中途半端な成績に終わった。

QSはわずかに2回。四球は計8個など、安定感の片りんは見せたが、不本意な成績に終わった。
被本塁打が10登板で9本。日本人投手は多い傾向だが、球威、制球力ともに今一つだったのは否めないだろう。

キャリアSTATS

Tanaka2020Career


楽天で7年、ヤンキースで7年、勝利数は99勝に対し78勝。抜群の成績とは言えなかったが、まずは期待に応えたと言うべきだろう。

田中はNPB時代は一度もリーグ最多投球回を記録していない。空前の24勝をマークした2013年でも完投数は8だった。MLBでは、規定投球回数未達のシーズンが3試合ある。

それほど無理をしない投手だという印象だ。だから毎年そこそこの成績があげられるのだろう。

MLBに移籍してすぐに右ひじじん帯の部分断裂が見つかるもトミー・ジョン手術を回避し、PRP療法でしのいだこともあり、MLBでは指揮官も田中の起用には非常に慎重だった。
ポストシーズンでも起用は「無理をしない」ことが前提になるだろう。

ただ32歳だからあと5年くらいは投げたいところだ。7年1.55億ドルの巨額契約は今季で満了となるが、彼の起用法をよく知るヤンキースに年俸をかなり落として再契約する可能性もあるのではないか。


中日・ナゴヤ球場・ナゴヤドーム・シーズン最多本塁打打者/1950~1988、2007~2019

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