それにしてもドジャースというのはせこいチームだったと思う。

マエケンとドジャースは8年総額2500万ドル、出来高総額1050万ドル。合わせても田中将大の1.5億ドル超の4分の1という契約。しかもオプトアウトなし。
その背景には、前田が同い年の田中将大に比べてもNPBで多くの投球回を投げていた上に、じん帯損傷もあったからだ。
要するにドジャースに買いたたかれたのだ。

キャリアSTATS

Maeken2020Career


こうしてみるとNPB時代の前田健太は、田中将大にはやや見劣りするものの大したものだ。
黒田博樹という家長風のエースがいたために次男坊のような印象があったが、2009年以降の成績は一級品だ。

しかし広島は今も昔も選手を酷使するチームであるため、田中将大よりも酷使されていた。
このためにMLBでは足元を見られることになる。

1年目こそ規定投球回数に達したが2年目以降は、ボーナスを払わないためにシーズン半ばからは救援に回された。カーショウ、柳賢振など大物投手がいる強大なチームだっただけに、冷や飯を食わされた印象がある。
前田も出たかっただろうが、自分からトレードを言い出すこともできない。今季のトレードは待ちに待ったものだっただろう。

今季の戦績

Maeken2020


11回の登板で8QS。残る3試合も5イニング巣を投げた。3点以上の失点はない。抜群の成績ではないが、先発として破綻した試合は1試合もなかった。

この安定感は見事というほかはない。6勝はドブニャックと並ぶチームトップタイ、投球回数も防御率もチーム1位。

チームはあと3試合でホワイトソックス、インディアンスと激しいペナント争いをしているが、ポストシーズン進出は間違いないところだ。

ツインズはいつの時代も「家庭的なチーム」と言われる。マエケンにとっては、MLB移籍5年目にして、初めて居心地の良さを感じているのではないか。


中日・ナゴヤ球場・ナゴヤドーム・シーズン最多本塁打打者/1950~1988、2007~2019

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!