60試合制で8本塁打は163試合制では22本。今季の600打席換算のア・リーグの平均本塁打は21本だから、並みの成績だったといえる。

今季のレギュラーシーズンの全戦績
162試合換算の数字を出したが、今季の「出場率」を加味しているので、筒香は規定打席(502)には達しない。本塁打も18本だ。月ごとの打撃成績も入れた。

Tsutsugo-2020


開幕戦で本塁打を打って注目されたが、以後半月以上本塁打が出なかった。

しかし7月から8月にかけての筒香は悪球に手を出さず四球をよく選んだ。また7月中は打点も良く稼いだ。それなりに評価されていた。

8月に入ると安打が出なくなり、後半からは打順が下位になっていく。時折本塁打は出るが、安定感はなくなっていく。ただそれでも四球は選んでいた。

9月に入ると三振が増える。本塁打を意識したのではないかと思われる。しかし数字は上がらなかった。後半には打順が1番になったが、出塁率を求められる打順になってから四球がとれなくなった。

MLB投手の動く速球に翻弄された印象だ。芯でとらえたはずが打ちそこなうシーンをよく見た。

162試合制であれば、筒香の経験値はもっと積みあがっただろうが、試合数が少ないうえに持ち場もたびたび代わって、落ち着いて打撃に専念できなかった印象だ。

ポストシーズンでいいところを見せたいところだ。チームでの信頼感は損なわれていない印象だ。来季はもう少し落ち着いた環境で野球ができるのではないか。じわじわと数字を上げてほしい。


中日・ナゴヤ球場・ナゴヤドーム・シーズン最多本塁打打者/1950~1988、2007~2019

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