Number Webでセンバツ高校野球番付を作った。近日公開されるが、そのために準備した学校別甲子園全成績を都道府県別に紹介する。
まずは北海道。春夏通算成績順。修正しました。

北海道はここまで59校が1回以上甲子園に出場している。
勝利数1位は北海。1920年に夏の地方大会に初参加してから今年で101年。北海道一の名門だ。
長く優勝旗が津軽海峡を渡ることはなかったが、2004年に駒大苫小牧が夏の甲子園で優勝。翌年は田中将大を擁して連覇。
準優勝は駒大苫小牧が夏1回、北海が春夏各1回、東海大札幌(旧東海大四)が春1回記録している。
駒大苫小牧の姉妹校の駒大岩見沢は2014年に閉校している。
しかし甲子園での通算の勝率は.332、かなり弱い方だ。上位には私学が並ぶが、私学は田中将大に代表されるように、他地方からの野球留学が多かった。
公立高校では道立の函館工が夏の甲子園で4勝、同じく函館西が2勝しているが、公立高校勢は極めて劣勢だ。
市立高校は室内練習場を整備し、厳寒期でも練習ができる。また、道外の優秀選手も獲得する。北海道は私学有利がさらに進むだろう。

2018~20年山﨑福也、全登板成績
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しかし甲子園での通算の勝率は.332、かなり弱い方だ。上位には私学が並ぶが、私学は田中将大に代表されるように、他地方からの野球留学が多かった。
公立高校では道立の函館工が夏の甲子園で4勝、同じく函館西が2勝しているが、公立高校勢は極めて劣勢だ。
市立高校は室内練習場を整備し、厳寒期でも練習ができる。また、道外の優秀選手も獲得する。北海道は私学有利がさらに進むだろう。

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コメント
コメント一覧
南北に分かれたのは1959年からなので、それ以前の数字を通算するうえでは、適当ではないと思います。
昭和63年夏の甲子園、川崎憲次郎のいた津久見に善戦しました。得点には至らなかったもののダブルスチールを試みるなど初出場であることを感じさせない試合ぶりで印象に残っています。
旭川実業、北海道栄、釧路第一(廃校)、武修館は私立だと思います。
勘違いでしたらお詫び致します。
ご教示ありがとうございます。ボロボロですいません。
僕も北海道民として、子供の頃から北海道代表の高校を応援して観てましたが、「しかし甲子園での通算の勝率は.332、かなり弱い方だ。」と広尾さんが書かれているように、本当にかなり弱くて春も夏もいつも早い段階で敗退するのが常態化してたので、1回戦か2回戦で負けるのを“水戸黄門の印籠”や“遠山の金さんの桜吹雪”と同じく「様式美」と思って諦めながら見るという習慣が小学校5、6年生くらいの時についていました。そんなこともあって、早いうちから「甲子園」を冷静に、シニカルに見るようにもなりました。