高知県と並び「甲子園の寡占」が進む県である。





春夏通算勝利数順

Fukushima


聖光学院は1963年から公式戦に参加しているが、2001年夏に甲子園に出場してから春5回、夏16回出場。夏の大会は19年間に16回勝ち抜いている。2007年から2019年まで13回連続で出場。
圧倒的な強さだ。端的に言えば、選手権福島大会は、戦う前からほぼ決まっているような様相だ。
甲子園では準々決勝進出が最高。県内にライバル校がないために、自身のレベルアップもできていないのではないかと思われる。現ヤクルトの歳内宏明などを輩出している。

2位の磐城は1896年創設の名門校で1918年から地方大会に出ている。1963年夏に甲子園に初出場。1971年夏には福島県勢唯一の決勝戦に進出し、桐蔭学園に0-1で惜敗している。NPB史上屈指の左腕投手、小野正一の母校だ。

福島商業も1925年から地方大会に参加。1951年夏に甲子園に初出場。最後に出たのは2000年夏だ。

選手権大会で、福島が1県1校になったのは1974年からだ。それまでは東北大会などを勝ち抜かなければならなかった。甲子園出場校が少ないのはそのためだ。

東北地方だけではないが、最近の地方の高校野球は「強い私学があるかどうか」が活躍の目安になっている。

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2018~20年山﨑福也、全登板成績

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